在宅医療の医療提供体制の土壌、患者さん家族にとってフェアではない・・・
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
7月も終わりあっという間に8月に突入しました。今月も長いひと月になりそうですが楽しんでいきたいと思っています。
先日開業医の友人から札幌市内の在宅医療の状況について確認の電話がありました。曰く外来通院している患者さんがADL低下し訪問診療を導入することになった。ケアマネから紹介された事業所に一度自分から診療情報提供書を書きこっちは終了となったが、昨日患者さんの家族からクリニックに電話があり、緊急対応してくれない、家族の話もあまり聞いてくれないとのこと・・・・俺はどうすればいいの?との話でした。
クリニック名を確認すると確かに施設メインの在宅クリニックでなんでそこに頼んだのかなぁっていう感じ・・・・確かに月寒だから選択肢はないのかもしれないけれど、それでもその近辺で真っ当にやっている在宅医の先生自分は知っているよ、と伝えると、「その情報ってどこにもでていないよね?」との質問が。確かにそうだよと伝えて、その後対応についても諸々相談して電話終了しましたが、一人自分は上記の話した内容がその後も沸々と気になってしまいました。
在宅医療ってクリニック毎に得意な分野や不得意な分野も違うし、医者の数やコメディカルの人数も全く違う・・・緊急対応の件数や看取りの数も天地の差があるし、訪問看護もしているかとかMSWがいるかどうか、なーんてことでもだいぶ違ってくるのに、選択すべき患者さん家族の側に情報が全く開示されていないのが現状です。きわめてフェアな土壌ではないな、と改めて認識しました。
各医療機関の活動内容、医師の得意分野や不得意分野、その他患者さんが選択するのに役に立つ情報などの透明性をもっと強めるべきだと皆さん思いませんか?医療は医療機関のためにある訳ではなく患者さん家族のためにある・・・そういう原理原則から考えると情報公開をもっと推し進めるべきだと確信しています。上記は医療機関のみならず訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所でも当てはまりますよね。
皆さんは医療機関を選ぶとき、きちんとした情報に基づいて選択したいですよね?そういうフェアな土壌が必要だと思いませんか?
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