これからの薬剤師さんの対人業務とは~【厚労省】対人業務の評価指標作成へ‐薬局薬剤師で認識共通化~
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
5月22日の薬事日報の記事で気になるものを見つけました。薬剤師さんの対人業務に関するものです。以下どうぞ↓
【厚労省】対人業務の評価指標作成へ‐薬局薬剤師で認識共通化
「厚生労働省は、薬局薬剤師の対人業務で評価指標の開発に乗り出す。来年度の厚生労働科学研究事業で対人業務の実態や患者に与える影響、諸外国における業務プロセスの質評価等に関する調査を行う計画だ。定義が明確でない薬局薬剤師の対人業務に関して共通認識を図り、薬剤師が適切な対人業務を提供するための参考指標とする狙いがある。
19日の厚生科学審議会科学技術部会で示された2024年度研究事業実施方針案に盛り込まれた。薬局薬剤師が地域包括ケアシステムを支える重要な医療職種としての活躍が求められる中、さらなる対人業務の充実が必要とされている。・・・・」
ということで今後薬剤師さんの対人業務で何を求めるかが明確に規定されそうですね。
そういえば過去に自分も薬剤師さんの対人業務について諸々書いてきたなと思ってブログを振り返ってみましたが、2018年くらいからはもう対人業務必要になるよ!と言っていたようです!(^^)!5年経過してようやく・・・とも思いますが、事前に準備できる薬剤師さんにとっては準備期間に費やした5年だったのではないでしょうか?
皆さんが考える薬剤師さんの対人業務ってなんでしょうか?
今井としては以下が薬剤師さんの対人業務と考えています↓
フィジカルアセスメントなどを活用した訪問薬剤指導、服薬管理、適切な投与方法の検討、効果副反応の判定、処方設計へのアドバイス、OTCの活用や療養のための物販の拠点としての機能、さらには多職種連携を行い負担軽減のための専門知識の活用、実際に緩和ケアやグリーフケアへの参加、などなど・・・
いかがでしょうか?ここまで厚生省が規定するでしょうか?実際はそうはならないでしょうが、現場ではここまで踏み込んでくれる薬剤師さんを待っています!(^^)!また今後薬剤師さんの対人業務がすすむかどうかの一番のポイントは、薬剤さん自身が自分達が地域包括ケア、他職種連携の中でどう責任をもつべきか、ということを一人一人が意識することなんじゃないかと今井は考えますがいかがでしょうか??
皆さんのご意見はいかがでしょうか?
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