在宅医療の現場ではあまり使いたくない言葉は・・・
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
さて今回は在宅医療の現場での「言葉」について少しだけ書きたいと思います。
突然ですが皆さんは自分が発する言葉について、どう考えていますか？自分は”言葉は力をもっている”と考えていて、それはいい力にもなるし悪い力ともなり得ます。え？当たり前？そうです、普通のことを書いているだけです!(^^)!
でも在宅医療の現場では意識して言葉を使わないと、やっぱりそれって在宅の考えにそぐわないよね？患者さんの療養する意思や力を削ぐんじゃない？っていう単語も結構あったりします。
自分は在宅医療の現場では、「普通は」って言葉はあんまり使ってはいけない言葉かなと思っています。
「普通は○○するんだけれど□□さんはどうされますか？」
「□□さん、普通はこの状態ならヘルパーさんに入ってもらうけれど利用しませんか？」
普通・・・・何をもって普通というのでしょうか？在宅医療は究極的に個別化された医療や介護を提供するのが使命だと思っています。「普通」という言葉で他者と比べてしまうと、どうしてもその人自身の本当に望むものを提供、達成できない気がしませんか？自分はあまり好きなことではなく、あんまり使用しないようにしていますよ!(^^)!
皆さんはいかがでしょうか？使用するように意識している言葉、逆に使用しないように意識している言葉ってありますか？
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