もし”直行直帰が原則”の訪問看護ステーションを開設するのなら、自分ならこうします。
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
最近巷で直行直帰で勤務の自由度が高いですよ!と、それを看護師募集の売りにする訪問看護ステーションがでてきましたね。一応札幌市でも条件を限定してですがステーションでの直行直帰を認めているようですが、正直個人的には直行直帰のステーションでは訪問看護師さんのレベルが本当に個々人でまちまちで、事業所としての医療の質の統一及び情報の共有が不十分ではないのかな、と感じることが多々あります。
ということで難癖つけても発展性のある議論にはならないので!(^^)!かりに自分が直行直帰の訪問看護ステーションを運営するならどうするの?という視点から考えてみたいと思います。
自分がかりに直行直帰可とする訪問看護ステーションを運営するなら以下の点を共通のルールとします。
〇PCはログ管理や使用履歴が管理できるものを事業所で用意、業務以外での用途には使わないことを徹底させる
〇カルテはクラウド型で情報紛失のリスクがないようにする
〇車は自家用車を借り上げ
〇スマホ支給。実際現場で困ったらカメラオンにして動画みつつ症例相談支援体制構築。
〇原則ミーティングは毎日朝に20分、帰りに20分はオンラインで行う。必ず参加することを義務付け。(ケアの質向上のため)
〇昼の時間も可能な限りオンラインで症例相談を行う。(同じ理由から)
〇上記体制が人数的な問題で1グループでやっていくことが難しくなってきた場合は3~4人で1チームつくりチーム制度を導入、主任もおいてある程度責任を任す形で運用する。(コミュニケーションの機会を増やす&密にするため)
〇事務所はあるが”基本は情報共有はオンラインで!”を徹底するためフェイストゥフェイスの機会はあまりつくらないようにする。
〇月1だけはリアルで会うための飲み会開催。
こんな感じでしょうか?あとは離職する人達がいれば何に不満があるのか、運営上の改善点は何なのかとかを都度調整しながらシステム構築していくと思いますよ。訪問診療のクリニックでもできないことはないかもしれませんが在庫管理とかもありますしね・・・その点訪問看護ステーションなら備品管理もほぼないですし。
どうでしょうか?自分ならこんな感じで訪問看護ステーションをつくっていくと思います。最大の利点は事務所を用意する固定費が削減できること、自由な働き方を追求できることから職員を集めやすいことかなと思います。が、実際どうなるかはやってみないとわからないですね!(^^)!
(なんでやんないの?という質問に対しての答えですが、現段階ではメリットよりデメリットの方が当法人では大きいと考えています。なのでこの案は採用しませんよ。)
実際に上記参考にして訪問看護ステーション開設する方いたら結果がどうなったか教えてください。連絡お待ちしていまーす。
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