クリニック開業において、成功するために最も大事な二つの要素とは
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
クリニック開業において成功するために大事なこと、それは皆さんなんだと思いますか？個人的な医師としての資質でしょうか？立地でしょうか？コネでしょうか？（ちなみにここでいう成功とはスタッフ３，４人でこじんまりやっている場合は指しません。ある程度の規模になることを想定しています）
答える人によってその質問への回答は色々あるかと思います。が自分としては２つの要素が特に重要ではないかと思います。
１つ目はタイミングです。いかに医師としての資質があって立地がよかったとしても、開業するタイミングに恵まれない場合は成功までかなり時間がかかりますし、場合により失敗します。開業するタイミングってじゃあなんなんの？と言われると、例えばコロナ禍の渦中に発熱外来や予防接種をしないせ専門特化した内科クリニックをたちあげても中々厳しいでしょうし、在宅医療が全然流行りもしていない時期に在宅医療始めたとしてもすぐの成功は難しいでしょう。
皆さんイノベーター理論のアーリーアダプターとかって言葉聞いたことありますか？開業に関しても自分は同じことが考えられると思っていますよ。↓以下ひとまず適当な図
新しい商品やサービスが受け入れられるのはこんな順ですよ～、って理論ですが、真理をついている理論は色々なことに応用が利きます。自分はこの図は開業の成功についても利用できると思っています。
もし開業で成功したいなら、開業したいその分野、その方向性のところに誰も市場の人が知らない状態のinnovatorsのときに参入しても努力が大となりますぎます。（例：２０００年代初頭の在宅医療クリニックさん）
開業すべきタイミングはその分野がearly adoptersに認知される時、つまり先頭の１５％には入っている時が一番成功するタイミングではないかと思いますよ。（繰り返し在宅医療で例えますがこれは２０００年代後半～２０１０年代前半）
late majorityの段階で参入してもタイミングとしては遅すぎます。
その地域で次のチャンスのある分野はどこか？そして参入するタイミングはいつか？それさえ間違わなければ９割は成功したも同然かなと思いますよ。そう思いませんか？!(^^)!
もう一つの要素は”一緒に同じ価値観で働いてくれる仲間”です。一人では到底組織をつくることはできず、どこかの段階で仲間とチームをつくることができなければ大きな成功は難しいかと思います。大事なことは”同じ価値観”です。いくら人がたくさんいたって、こちらの意図を心の底から理解してくれないと組織をつくりあげることはまず難しいのではないか、個人的にはそう考えています。
自分の場合は在宅医療への参入が２０１１年とearly adopotorsのフェイズだったこと、開業後半年後に加わってくれた看護師さん（今は別々の道を歩んでいますが）が在宅医療の生き字引的な存在で同じ価値観で強力なチームをつくるのに手伝ってくれたことがクリニックの成功、スタートダッシュの要因となったと思っています。
さて翻って２０２２年の現在、innovatorやealy adopterしかいない分野はどこなのでしょうか？これから開業しようとしている先生はそこがきちんと見えているでしょうか？late majyorityに盲目的に埋もれることは思考停止して楽ですが、正直先はないと思います。
タイミングと仲間・・・・皆さんは他に必要な要素って何かありますか？
サービス付き高齢者住宅＜HARELU宮の森＞では入居さん募集してます。
当院が運営するサービス付き高齢者住宅＜HARELU宮の森＞に入居希望の方、ご家族の方→こちらをどうぞ！
現在の求人に関して
入職祝い金制度導入しました。是非直接応募ください→こちらをどうぞ！
人事部立ち上げました！！一緒にやってくれる方まだまだ募集しています！→こちらをどうぞ！
法人運営をしてみたい事務の方募集しています→こちらをどうぞ！
クリニックの事務長やってみたい方募集中→こちらをどうぞ！
医師の診療同行をしてくれる診療アシスタント募集しています→こちらをどうぞ！
札幌で在宅医療、在宅緩和ケアなどの訪問看護、地域密着型の外来看護をしたい看護師さん募集しています。診療所、訪問看護ステーション、看護小規模多機能など全事業所で募集中！→こちらをどうぞ！
当院について
２０２２年上半期、それ以前の当院の診療実績→こちらをどうぞ！
現在の目標は２０２４年に病院を開設すること！一緒に病院つくりませんか？→こちらをどうぞ！
南区の分院、さっぽろみなみホームケアクリニックについて
さっぽろみなみホームケアクリニックでも訪問看護ステーション始めました。南区で訪問看護したい看護師さん募集中→こちらをどうぞ！
当院及びさっぽろみなみホームケアクリニックでは常勤医、非常勤医を募集しています→こちらをどうぞ！
