公開日:2022年08月14日

開業を検討している先生へ:需要のある場所は当然競争過多!”需要を掘り起こす”と考えて場所を選び、開業しましょう!

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

昨年~今年にかけて当院出身の常勤、非常勤の先生が二人開業しました。そういうこともありたまにメールで「開業の相談したいのですが・・・」という連絡を全国津々浦々のDrから頂くことがあります。

できる範囲では整理して情報提供してあげていますが、やはり皆さん気になることは「在宅医療の行く末」だったり、「外来診療をどう組み合わせるか」だったり、「一人在宅開業はどうなるのか」だったりっていう、わりかし似通った点が気になるようです。

 

 

各自の状況を鑑みて、自分ならどうする、という点をお伝えしていますが・・・正直自分の提供する情報もいいんですが、そもそもやっぱり開業って開業場所の特性というのがやっぱり一番重要なんじゃないかと思います。

よくあるのが、皆さん失敗したくないので、明確に人口が密になっていて医療への需要が高そうで、今後10年20年は絶対人が減らないであろう場所を探しています。かつ、自分が住んでいる場所に近いところ・・・

まぁそうなると開業医がわんさかいますんで絶対競争が過多の地域になりますよね。

自分はそんな過密地域で開業するなら、他人が絶対いない、医療へのニーズもどれだけあるかわからない、不確実性が高い場所で開業すると思います。(実際自分が開業した時の状況はそうでしたし。)そんな場所で開業したい医師ってまずいないです!(^^)!

 

 

ニーズがないところからどれだけ掘り起こす潜在的なチャンスがあるのか、掘り起こしてその上でその地域の医療状況を自分自身とスタッフの手で変えていく、そういうプロセスこそが何より楽しいだろうし、勝つチャンスがあるんじゃないかなと思いますよ。俗にいう、アラスカに住むエスキモーに冷蔵庫を売る、っていうのに近い感覚かなと・・・(そのくらい需要がない、と思われる場所を選んでくださいという意味ですよ。地域や住民に不必要な医療を提供せい!って言っているのではありませんので誤解なさらないでください!(^^)!)

開業を考えている先生へのアドバイスです。需要が見えない土地、場所こそ勝負の場所です。不確実であればあるほどライバルは少ないでしょうし、何より地域全体に自分自身が関わることが可能ですよ!過密地域での開業より、今はまだ見えないニーズを掘り起こせる可能性のある場所で開業を考えてみてくださいね。

 

 

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