こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

８月２５日の中医協での在宅医療の議論に関して非常にまとまっている記事がありました。GEMMEDより

高齢化・コロナ感染症で在宅医療ニーズは増大、量と質のバランスをとり在宅医療提供を推進―中医協総会（2）

中身は全て引用するとかなりの量になりますのでしませんが、結論から言うとこれの解決のためには

①在宅医療に関わるかかりつけ医（クリニック）の中規模化

②多くの（全ての）診療所の医師が何らかの形で在宅医療に関わってもらう

のどちらかを政策的に誘導しなければ成しえません。

⓵のためには中規模化がメリットとなるような診療報酬の誘導があるでしょうが、②に関してはどうなるでしょうか？個人的な予想としては開業時に在宅医療に従事することの義務付け、もしくは開業するための条件（つまり診療所の管理者となるための条件）として一定期間の在宅医療に従事した経験を要す、などが考えられます。

これらの議論はこれからさらに進むでしょうが、開業するためには在宅医療の経験が必須、なんて時代は果たしてくるでしょうか？？皆さんはどう考えますか？

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