札幌でのオリンピックマラソン開催、救急含めた医療体制はどうなるのでしょうか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

オリンピックの開催が目前に迫っています。本当に開催するの??とほとんどの人が思っているとは思いますが、札幌ではマラソンが一応開催されることになっていますよね。

オリンピック時の医療体制、特に救急医療体制はどうなるの?と疑問に思っていたのですが、東京に関しては以下の記事がでていましので参考にしてみたいと思います。

東京五輪の競技場に延べ3万人の消防職員ら 救急搬送の担当に大きな負担 「医療体制だけでなく、消防体制にも深刻な負荷」

「夏に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックで、東京都が競技会場にのべ約3万人の消防職員らを動員する方向で調整していることが分かりました。

新聞赤旗の記事によると、東京都はオリンピック期間中の競技会場にのべ約3万人の消防職員と消防団員を配置する予定で、平均すると1日1000人くらいが常に配備されるとのことです。
他県からの応援もなく、配置された隊員らは消火活動や救急業務などをするとしています。

さらには救急車も競技会場を対象にして、観客用1台と選手用1台」を配置する予定で、都議会でも「医療体制や消防体制に深刻な負荷を与える恐れがある」と野党議員からは指摘を受けていました。
東京オリンピックまでに新型コロナウイルスが収束しなかった場合、新型コロナウイルス対応と東京オリンピック対応で大きく人数を割く必要性が生じることから、医療崩壊の引き金にもなる可能性があるところです。」

 

さて翻って札幌でのマラソン開催時、医療提供体制や医療への影響はどうなるでしょうか?

間違いなく開催に伴い救急隊や消防、警察などの公的部門は通常業務にプラスとなるのは間違いないですし、実際の医療のバックアップとして動くことになるであろう救急病院に関してはかなりの負担がかかるのは自明の理、ですね。

さらに外国人への対応、熱発や熱中症の対応、合間にCOVIDへの対応、などなど・・・加えて人流ができることによるCOVID流行の再増悪も十二分に考えられます。

病院が通常通りの業務ができなくなると、結局はまわりまわって市民の方の医療への影響は絶対でてくると思います。影響がないはずがないですよね。当院が行っている在宅医療や在宅緩和ケア医療への影響も大きくあるでしょう・・・(実際マラソン開催中は患者さん宅へ行くための市内の移動すら難しいでしょうから)

 

本当に開催すべきでしょうか?今以上に救急医療の病院現場や、消防や救急隊員に負担をかけていいのでしょうか?これは札幌市民全員の問題ですよ。皆さんはどう考えますか?

 

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