公開日:2021年05月13日

自宅療養中の体調悪化に往診してステロイドの投与はしていますが、往診医だけでは・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

当院の外来でPCR検査で陽性判明→その後自宅療養中に体調悪化しましたが、入所も入院もできないでいる方からのSOSが来ています。

ひとまず完全防備で往診の上ステロイドの投与(と必要なら在宅酸素の手配)をして経過みていますが、いつまで、どの状態まで自分が診療していくのか、保健所の対応がどうなるのか全く情報がないまま診療していくのは非常にストレスフルですね。患者さんには自分の個人携帯の番号お渡しし困ったら電話するように伝えていますが、どの医療機関でも同じように対応するのは正直無理でしょう・・・つまり自宅療養者の治療は、札幌では現状でも全く宙ぶらりんのままで、誰も診る(看る)システムがない状態です。

予想された段階で札幌市が医師会なりに働きかけあらかじめ想定しておくべきだったと思いますが、現状これから医師会に協力を要請しても遅いでしょうね・・・

 

自分も自分の外来を受診された患者さんに対しては責任があるのでできる範囲での外来診療や往診対応はしていきますが、どこまで頑張れるか・・・自宅療養患者さんをケアするシステム、早急に構築してもらいたいですね。

 

2021年11月からクリニックから徒歩五分の場所でホスピス併設住宅開始します→こちらをどうぞ!

2020年の当院の診療実績→こちらをどうぞ!

おすすめ過去ブログのまとめをみたい方→こちらをどうぞ!

現在当院の勤務に興味のある医師募集中→こちらこちらをどうぞ!開業に興味のある医師も募集→こちらこちらをどうぞ!

当院の診療所、もしくは法人内の訪問看護ステーションで働きたい看護師さんも随時募集しています→こちらをみてご連絡ください!

さっぽろみなみホームケアクリニックでも訪問看護ステーション始めます。南区で訪問看護したい看護師さん募集中→こちらをどうぞ!