公開日:2021年03月24日

今後海外旅行はワクチンパスポートが必須になるか??~「世界で広がるワクチンパスポートの検討とその課題」を読む

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

コロナウイルスに関してのワクチン接種、日本、というか札幌ではまだまだ遅々として進んでいないですね。さて今回の資料は世界でのワクチンパスポートの現状についての簡単な資料をご紹介します。

今後は海外旅行や社会的活動にはワクチンパスポートが必須になるのでしょうか?資料を読んで考えてみましょう。

野村総合研究所 コラムより

世界で広がるワクチンパスポートの検討とその課題

特にこの文章では世界での現状についての把握はしておきたいところですね。一部だけ引用させてもらうと↓

ワクチンパスポートに運用面での多くの課題

昨年末から一部の国でワクチン接種が始まり、その後着実に広がりを見せてきている。この点から、新型コロナウイルス問題は新たな局面を迎えていると言えるだろう。

人々の行動の規制緩和と経済活動の正常化を狙って、新型コロナウイルスのワクチンを接種したことを証明する「ワクチン証明」あるいは「ワクチンパスポート」導入の検討が、各国で進められている(コラム、「日本でもワクチン接種証明の議論を」、2021年3月2日)。

「ワクチンパスポート」で先行しているのがEU(欧州連合)だ。欧州委員会は3月17日に、これに関連する法案を発表した。欧州議会での審議を経て、夏前までに成立させる構えだ。正式には、「デジタルグリーンパス」と呼ばれる。

「ワクチンパスポート」制度を強く望んでいるのは、観光業がGDPの2割を占める観光立国のギリシャやスペインなどだ。夏のバカンスシーズンまでに同制度を発効させて、海外からの観光客の受け入れの拡大を狙っている。「ワクチンパスポート」を提示すれば、EU域内での国境を超えた移動が自由となり、また、隔離措置などが免除されるといった運用が想定されている。しかし、それ以外にどのように利用するのかについては、加盟国の判断に任されそうだ。

例えば、ワクチン接種が最も進んでいるイスラエルでは、ワクチン接種の証明が、飲食店、ジムなどの利用の条件とされている。しかし、EU内ではフランスを中心に、「ワクチンパスポート」を国内での規制措置の適用が免除される条件とすることに、慎重な意見が根強い。マクロン大統領は、そうした運用が、ワクチン接種の優先順位が低い若者への差別に繋がる点を問題視している。それ以外にも、国民にワクチン接種を強制するような圧力となる、という問題点もある。

 

 

ということで、個人的には今後国をまたぐ移動を行う時はワクチン接種の証明は必須になると思っています。日本はどうなるのかなぁ・・・・情報集めて未来を予想していきたいと思いますよ。

 

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