診療所、病院の外にでないと理解できないことがある・・・
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
この数日で雪が降り、一気に冬の雰囲気が出てきましたね。皆さんも会社や病院、診療所への通勤、結構大変なんじゃないでしょうか。当院のスタッフもいつもより余裕をもって通勤してきていますが、それでも遅刻する人がでてくるのは仕方ないですよね～
さてそんな悪天候の中訪問診療していると、改めて”札幌の冬季”という季節の厳しさがしんしんと身に沁みます。
おそらく訪問診療や看護をしている人は理解していると思いますが、「この厳しい気候の中患者さんや家族は診療のために外来や病院に来てくれていたんだな・・・」と病院勤務の時には思いもよらなかった気持ちがふつふつと湧いてきます。
そうなんです、病院や診療所の”中”でだけで勤務している限り、どんな気持ちで医療機関に患者さんが来るのか、本当の意味で肌感覚ではわかりえないんですよね。自分が逆に立場になってこそ理解できること、あると思います。
病院の医療者も一度冬季の厳しい時期に訪問診療をやってみたらいいのに、といつも思います。そうすればもっと外来や病院に来てくれる患者さんやその家族にやさしくできるはずなんじゃないかなと感じますよ。
医師や看護師ってどうしても就職してからずーーーっと病院の中だけの世界で生きているので（自分は勤務医の時は平日は病院の景気、ライト以外の風景みた記憶ありません・・・）、そこが完成された世界になってしまうんですよね。外に出ることで「そうじゃないんだよ、世界はもっと広いんだよ」って理解できると思うのですが・・・・皆さんはどう考えますかね？？
滑りますので転ばないようにだけ、本当に気をつけてくださいね～
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