公開日:2018年11月05日

医療の変化がゆっくりと確実に進みつつあるのが実感できます。

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

時代の変化って目に見えて明らかにラディカルに変わっていくこともあれば、地殻変動のようにその視点からは気がつかないけれど時間をかけて根本から変わっていくこともあります。

医療の世界に関してはどちらかと言えば後者のように変化していくことがほとんどですよね。

最近ですが自分が在宅医療の世界に飛び込んだ8年前に比べると明らかにゆっくりと、だけれでも確実に時代が変化してきつつあるな、って感じられることが多くなってきました。ようやく変化が具現化しつつあるな、と・・・

大病院が地域の医療機関や住民に対し在宅医療の現場ときちんと向き合いつつある現状、中小規模の病院が自らが在宅医療を行う、もしくは地域包括ケア病棟を通じて在宅医療を意識する、といったことが徐々に当たり前になってきました。

在宅医療に国や市などの自治体のみならず医療者や患者さん家族が本格的に向き合うファーストステップはようやく2020年で終わりをつげるのかな、と個人的には考えています。

2020年から40年にかけての20年はセカンドステップとして、在宅医療を取り巻く状況に関して色んな問題点や矛盾、葛藤などが医療者にとっても医療を受ける患者さん家族にとっても本格的に表在化してくる期間になるのではないかなと思いますが皆さんは何か考えはあるでしょうか?

 

これからの10年、20年でさらに大きな地殻変動がどのよう進んでいくのか、予想しながら実臨床で頑張っていきたいですね。

時代の変化を予想して早めに在宅医療の現場を経験したい、働いてみたい医師、看護師、MSWさん随時募集しています。興味ある方は是非ご連絡ください。

 

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