公開日:2018年07月31日

クリニックが情報発信を積極的にすべき5つのメリット

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

本日はさくっと更新です。クリニックが情報発信するのってどうなの??しすぎじゃないの??って先日質問ありました。

自分はメリットしか感じないので情報発信しているんですが、外からみたらそれだけ頑張る理由がないでしょ?って思う人もいるみたいなんでクリニックが情報発信を積極的にすべき5つのメリットについて書いてみたいと思います。

 

①クリニックについて知ってもらえる

単純ですがまずはこれが一つ目です。何をしているクリニックなのか、どんな医師がいてどう考えて診療しているのか、何を大事にしているのか、スタッフはどの程度いるのか等々・・・・情報発信することで自分達のクリニックについて患者さんや家族、周囲の医療機関や薬局などに知ってもらうことが可能になります。

これは誰でもぱっと思いつくメリットですよね。

②知ってほしい医療についての啓蒙ができる

二つ目はこの理由です。当院が積極的に行っている在宅医療はまだまだ一般の人には知られていません。

在宅医療ってそもそもなんなの?医師がくるの、看護師がくるの?どうせ夜間や休日は対応しないんでしょ?癌の場合は入院しかないんでしょ?など知らないことで在宅医療を選択しない患者さんって本当にたくさんいます。

知ってほしい医療について啓蒙することができる。これも積極的に情報発信するメリットの一つだと思います。

③同じ志をもつスタッフがあつまる

これもメリットの一つですね。情報発信をすることで興味のある医療者、考えに共感してくれる医療者が集まってくれます。

大抵の医療機関では就職後に経営者や院長の考えを聞いてそれに従う、って感じだと思いますが、当院の場合自分の考えここで書いているのである程度事前に共感してくれた、同じ志をもったスタッフが自然と集まってくれます。

同じ考えで一緒に仕事できたらやっぱストレスなくいいですよね。そうは思いませんか?

④共感してくれる患者さんが来院してくれる

これも③と共通ですが、事前に情報発信することで当院の活動に共感してくれる、当院の考えを理解してくれる患者さんが来てくれます。

ある程度患者さんもこちらの考えもわかってくれますし、当院の診療内容についても理解してくれていますので当然診療もスムーズにすすむことが多いです。

情報発信することで医療者、患者さん、双方にとってWINーWINな関係を築くことが可能となっています。

⑤共感しない患者さんはこない

これは④の反対ですが、当然自分達の考えに共感してくれない患者さんはこないことになります。

「あの医者の言っていることは同意できない」

「あのクリニックの治療方針は納得できない」

人間ですから色んな意見があって当然ですよね。上記のように考える患者さんや家族にとっては別の選択肢があっていいと思います。

当院での診療開始してからそう思われるより、事前に無駄なことは回避できるのなら回避した方がお互いにとっていいですよね。

共感しない患者さんにも事前にきちんとお伝えしておく、そしてお互いの無駄を省く。これも情報発信することで可能になる一つのメリットだと思います。

 

 

ぱぱっと5つほどメリット書き出してみましたがいかがでしょうか?

皆さんのご意見あれば教えてくださいね。

 

 

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