新たな認定看護制度をつくる意図って、結局は看護協会が特定行為ができる看護師を増やしたいだけですよね。
こんにちは、札幌の在宅医@今井です。
新たな認定看護師の制度設計に関して、看護協会から資料がでましたね。
看護協会のこのHPの中段に、認定看護師制度再構築に関する制度設計(案)という資料がそれに当たります。一度みてみましょう。
↓以下資料
これ資料の中身読めばわかるんですが、看護協会って
結局認定制度を社会にあわせて変えていく云々っていうのが認定看護の制度を変える理由ではなく、単純に特定行為研修を終わらせた看護師を増やしたいから既存の認定看護の制度を利用した
っていうのが本音ですよね。
だってここで呈示されている制度の内容については、
①新制度に移行して患者、看護師になんのメリットがあるのか全く提示されていない
②にもかかわらず現行の認定看護師が新たな認定を受けるためには特定行為の研修を終えていなければいけない
③受けていない認定看護師は資格喪失する
って・・・・自分が認定看護師ならバカにすんなっていうだろうし断固拒否のための活動するだろうなと思います。
看護師の地位を高めたい、できる仕事の分野を広げたいっていう気持ちもわかりますし、それはこれからの地域医療の中で必要なことであるっていうのも自分は理解していますが、それにしてもこの制度改革は絶対看護師の中での看護協会への不信感がマックスになると思うのは自分だけでしょうか?
看護協会のしたいことをするために現場の看護師を振り回していいんでしょうか?
皆さんはどう考えますか?もしよかったらご意見くださいね。
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