公開日:2018年07月09日

スピード感をもって患者さんの退院支援をしなければ・・・

こんにちは、札幌の在宅緩和ケア医@今井です。

7月に入っても日々退院時カンファレンスが行われています。ほぼ毎日、もしくは2日に1度市内の色々な病院に伺い退院のための調整を行い患者さん(主に在宅緩和ケアが対象のことが多いです)が帰ってくるのを待っています。

ただ悲しいかな、退院時カンファレンスを行っても結局帰ってこない患者さん、カンファレンスをちょっと先の日程にしたばかりに病状悪化し帰って来れない患者さんが一定数いらっしゃいます。

退院支援に関しては病院の都合もあるとは思いますが、一番重要なのは在宅側がいかに患者さんの意思を受けて迅速に調整を行い受け皿をつくるのか・・・・

ここ最近でもやはり退院できなかった患者さんを振り返って考えると「もっと早くカンファを調整すべきだったのでは」「もっと退院日を急いで調整すれば良かった」など自分達で反省する点もやはりあります。

 

スピード感をもって患者さんの退院支援を行うこと、今一度この重要性をかみしめて診療を行っていきたいと思います。

 

皆さんのまわりはいかがですか?一度振り返ってみると診療や業務への気づきがあるかも知れませんよ。

 

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