公開日:2018年07月09日

在宅医療に関して、医療機関の情報はオープンになるべきと考える理由

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

最近よく在宅医療の普及のためには何が必要か、ってよく考えることがあります。

市民への啓蒙、医師会の積極的な活動、地道な診療などなど・・・どれも大事ですがやっぱり根本としてもっと在宅医療に関して在宅療養支援診療所を始め、取り組んでいる医療機関の情報をオープンにしていくことが何よりも一番重要ではないかと考えています。

在職する医師の人数はもとより診療の内容や方針、診療範囲、訪問看護の有無、診療実績、看取りの実績、MSWの在籍の有無、居宅介護支援事業所との関係、医師の考えなどなど・・・

これらの内容が十分にオープンとなることで在宅医療を受けることに関して不安のある患者さんや家族も、「まずは一度相談してみようかな」という気持ちになってくれる可能性があると思います。

多くのクリニックの情報が公表されることで質の保証もどんどん進み、結果として受けられる在宅医療がより充実していくといういいサイクルとなるのではないか、そんな風に個人的には考えますが如何でしょうか?

 

在宅医療の普及と充実のため今後は医療機関の情報公開がどんどん進んでいくことを希望します。そのために何かできることはないか、少しずつ考えて行動していきたいと思います。

 

 

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