公開日：2018年06月17日
北海道は多剤投薬のメッカ！これは大きな問題ですよ・・・
こんにちは、札幌は宮の森でかかりつけ医診療を行っている医師＠今井です。
６月７日つけで厚生省から、最近の調剤医療費（電算処理分）の動向 （トピックス）（平成30年度）として薬剤種類数別にみた処方せん枚数（受付回数）の分布（統計表）がでました。
その内容ですが・・・・道民としては驚愕！！
６種類以上の多剤投薬処方せん枚数では北海道が全国で一位
っていう結果だったんです。
↓資料から抜粋
理由は・・・・ なんでしょうかね？考えられるとしたらやはりかかりつけ医が不在、もしくは少ないっていうのも一つの影響でしょうか？専門科を複数受診する行動が当たり前のようになっている→結局だれも他科の薬の減量はしない→結果として処方せんにのる薬の数が多くなるっていう・・・・
うーん、他にも何か理由これだ！ってわかる方いたら教えてください。
さて１道民としてはこの状況はあんまり看過はできないですが、かといってどう行動していったらいいかというと正直個人でできることはそんなに多くはなさそうです・・・・１診療所のかかりつけ医としてひとまず自分の所に通ってくれている患者さんはきちんと見直していきたいですね。
皆さんの周りでは多剤投薬の状況どうなっていますか？
現在当院の勤務に興味のある医師募集中→こちらをどうぞ！
開業に興味のある医師も募集→こちらをどうぞ！
外来や訪問看護、地域で活動したい看護師さんも→こちらをどうぞ！
「在宅療養支援診療所の開業、経営、運営の教科書」書いてます→こちらをどうぞ！
