公開日:2018年06月07日

ぎりぎりの調整が続く在宅患者さんが多いです。余裕をもって医療やケアをしたいのですが・・・

こんにちは、最近は外来より訪問診療がメインになりつつある宮の森の医師@今井です。

病院から退院する患者さんの診療を続けています。認知症、がん終末期、ALS、脳梗塞後遺症・・・・・病気は違えど自宅で生活するために介護的にも金銭的もぎりぎりの中での他職種連携でのサービス調整が続いています。

病院は良かれと思っているのかどうなのか、退院時のサービス調整のために色んな調整をするのですが、正直在宅側にとっては病院が主体で退院調整をするよりケアマネや訪問看護、在宅医を先に決めてそこが動きやすいように調整してもらった方が絶対うまくいくのにな、って最近よく思います。

なんでこんな複雑な制度になっているのかなぁ・・・・・他職種連携はもちろん大事だけれど本来のケアに割くべき時間より連携のための時間の方が多くなってきているような気がしてなりません・・・・

もっとシンプルな制度で余裕をもってケアや医療をしていきたいのですがこれは難しいのでしょうか?

10年後の在宅をとりまく状況はきっと今より悪化することはあってもよくなることはないんだろうなぁと悲観している自分がいます。

うーん、なんかしめっぽい感じですが何か違和感を感じている最近の在宅医療事情でした。チャンチャン!

 

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