公開日:2018年03月10日

在宅医療協議会と札幌ホスピス緩和ケアネットワークの会合に参加した感想~<もっと意味のあることをしませんか?>

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

昨日札幌市の在宅医療協議会と札幌ホスピス緩和ケアネットワークの合同研修会に一応参加してきました。参加された皆さんもいるでしょうが、皆さんはどう感じたでしょうか?自分の感想としては<もっと意味のあることをしないとこの研修会は早晩なくなるな>というやや悲観的な思いです・・・

たしかに10名程度の在宅医が壇上にでて少しは知ってもらうことができたかも知れません。病院側の先生方が訴える救急の切実な現状についても知ってもらたかも知れません・・・・ただいっちゃ悪いですが「大人の愚痴の言い合いと慰め合い」としか自分には聞こえませんでした。傷を舐めあってお互いお疲れ様だね、って話をして何か将来に向けて発展することがあるのでしょうか?問題の提起はしたとしてもどうしたいのでしょうか?実のある話がほぼほぼできなかった、との思いが拭えません。

せっかく集まるのなら在宅医だけでなく訪問看護ステーションの代表者を呼んで現在の課題の抽出の話をしてもらい将来にむけて何に取り組むべきなのかなどもっと実のある話をすべきだったのではないでしょうか?昨年より参加者が少なかったのは自分は偶然ではないと思います・・・

そもそも本気で合同研修会するのであれば最低でも月1でやるとかもっと頻度をあげていかないと駄目ですよね?自分はただ批判をしたいだけではありませんがこのままこの会が変わらないのであれば来年度はもっと参加者が減ってしまうでしょう。改めて今後この研修会の意義はなんなのか考える必要があると考えましたがいかがでしょうか?

来年度もおそらく自分は参加依頼があれば参加するでしょうが同じ3時間を使うならお互いの慰め合いのような会ではなくて将来に向けての話ができる研修会にしてほしいと強く感じました。皆さんのご意見はいかがですか?よければ教えてください。

 

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