在宅での療養と緩和ケア病棟とをうまく利用できるようになればいいですね~2018年診療報酬改定の資料から

こんにちは、在宅緩和ケア医@今井です。

2018年の診療報酬の改定ですが今回いくつか画期的な変更点がありました。それらを少しずつゆっくりとみていきたいと思いますが、今回は緩和ケア病棟が今後どうなっていくのか、改定の結果を踏まえて考えてみたいと思います。

まずは昨日の発表のPDFから緩和ケア病棟に関する部分を抜粋します。

この中での大きなポイントは

1平均在院日数について上限ができたこと

2待機患者さんの待機日数についてもしばりができたこと

3在宅への移行、紹介が施設基準の中に盛り込まれたこと(割合としてはおそらく20%程度となるのかなぁと今井は考えております。)

 

国が考えている現在の問題点は、一度ホスピスに入所したらずっと入院のまま(入院費が高い!!)で在宅への移行もないこと、不要な患者さんまで入院させているのではないか?ではないかと思います。

上記1,2,3の施策によってホスピス側はある程度入院期間の長くなりそうな人、待機期間が長くなりそうな人は在宅医療機関もしくはそれに準ずる外来機能をもつところに紹介せざるをえなくなります。

 

これまでホスピスからの患者さんの動きがなくて退院したい人が退院できていなかった現実を踏まえれば、今回の改定は何より緩和ケアを受けている、もしくはこれから受ける患者さんの選択肢が広がりすごい良かった!!!と個人的には思います。

 

医療機関にとって上記にアジャストしていくのは結構大変なオペレーションだとは思いますが是非是非患者さんのためにもがんばってもらいたいと思います。

厚生省を褒めることって自分はあまりないのですが、この項目に限っては

厚生省最高!!!

って声を大にしたいと思います。時間できたら他の内容についての検討も随時アップしていきますね


 

 
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