在宅医療なんでもQ&A~質問もOKです

今日は通常通りの診療ですが忙しい1日ですね・・・・・

 

こんにちは、今日は在宅医療に関しての理解を深めてもらうため、在宅医療なんでもQ&Aをやってみたいと思います。

Q1 在宅医療の基礎となる職種はなんでしょうか?

A1 もちろん当たり前ですが訪問看護師です。医療と生活面での支援を両方みれる看護師が在宅医療の基礎となります。訪問看護のない訪問診療は片手落ちの状態と考えてもらってもいいかもしれません。ただ訪問看護師さんも医療と生活の両方をみれるようになるためには少なくとも2,3年はかかるんじゃないかと思います。

Q2 訪問看護を導入するタイミングは?

A2 一概には言えないので難しいですが導入のタイミングは何かイベントが起こった場合に医師から強く勧めてもらうのが一番いいのではないでしょうか。たとえば患者さんが入院し在宅復帰する場合や、在宅で肺炎となりようやく完治したけれど状態が不安定な場合などタイミングを逃すと患者さん家族はいらないと思ってしまいがちです。導入のためには、事前に訪問看護が必要な人をアセスメントし、タイミングを逃さず提案してあげる機会を虎視眈々とうかがっておくことがケアマネや病院のSWさんには求められます。

Q3 訪問診療にかかる費用は医療保険の費用以外にあるでしょうか?

A3 あります。介護保険を持っている人であれば居宅療養管理指導費(1割負担で月600円くらい)がかかることが多いです。がケースにより算定しない場合もあります。それ以外に知られていないですが交通費が請求される場合もあります。交通費はとるクリニックととらないクリニックがありますがとるところでは1回200円くらいってところもあるし距離によって決めているところもあります。または夜間休日はタクシー代実費というところもあります。これはクリニック毎に違うので確認が必要です。あとは日常で使用する物品でしょうか。これもクリニックごとに規定があるはずなのでオーバーした分は自己負担で購入としているところもあると思います。

Q4 訪問診療医の質はどこをみたらいいでしょうか?

A4 一つの指標は在宅での看取りをしているかしていないか、ということになるのではないでしょうか。人数の問題ではありません。(多く看取っていればいいクリニック、という訳では必ずしもありません)ただ在宅専門のクリニックであっても在宅看取りを全くしていないクリニックもありますので、できればそのようなクリニックに診療を依頼する時にはしっかりと事前に情報を確認した方がいいでしょう。でも訪問診療を頼む一番いいクリニックは自宅の近くのクリニックもしくは自宅の近くに先生が住んでいるクリニックに頼むことだと思います。

Q5 在宅での家族の看取りのハードルは高いのでしょうか

A5 個人的にはそうは思いません。在宅でできること、病院でできること、きちんと医療面と生活面を判断できる状態であれば多くの人が在宅を選ぶのではないでしょうか。ここで一番重要なのはきちんと本人と家族が残された時間で何を優先したいか、ということを考えてもらうことではないかと思います。医療者としてはできることは患者さんと家族に「自宅で最後まで過ごせますよ」と不安な気持ちをバックアップしてあげること・・・・独居であろうが老々介護であろうがきちんと在宅医療者が一緒になってどうしたら自宅で過ごせるのかを考えてあげることで結構問題は解決するような気がします。

Q6 食事のことですごい悩みます。嚥下や形態について誰に相談したらいいですか?

A6 これはまずは診療に入っている在宅医もしくは訪問看護師に聞いてください。経験のある人であれば患者さんの状態を考えて2つ3つ解決策を考えてくれるのではないでしょうか。それを試してもだめであれば一般的には訪問歯科での嚥下評価→訓練、もしくは嚥下外来での評価→ST導入となる場合が多いと思います。食事のことは毎日のことなので逆に言えば在宅医療者は患者さんに相談される前に必ず家族や本人に聞かなければいけないでしょう

Q7 電話って夜中でも必ずすぐにでるんですか?

A7 答えは・・・・やっぱり難しい場合は現実的にはありますね。自分が難しかった時って風呂に入っている場合、他の人と電話している場合、シビアな対応をしているとき、などすぐにでれないことはあることはあります。(あと今までで一番びっくりしたのは枕元の携帯、横に寝ていた子供が自分が寝た後遊んで電源落としていたことありました・・・・)基本的にそんなことないように努力していますがどうしてもでれなくても必ずあとでコールバックは来るはずです・・・・・

Q8 ケアマネさんを選ぶ時に気を付けることはありますか?

A8 ケアマネさん選びに関しては実際かなり難しいです。一つ言えるのは自分の所の関連事業のみ入れるヘルパーさんは辞めた方がいいと思います。あとむやみにショウタキの利用を進めるショウタキ付きのケアマネさんも選ぶのであればその必要性を吟味して選ぶ必要があるでしょう。(いい加減地域包括からなんでもかんでもショウタキへの振りは辞めてほしいですね・・・)一番いいのはやはり古臭いですが口コミですね。訪問看護を頼むつもりならそのステーションの看護師さんとかに2,3事業所を聞いてみるのもいいかと思います。

Q9 ・・・・・・・・・・

そろそろアイデアが枯渇してきました・・・・・何か聞きたいことある方いましたら気軽にコメントしてくださいね。

 

さて本日の記事はこちら、破綻した街と言われている夕張の街づくりPRビデオです。財政破綻、極端な少子高齢化と、ある意味これからの日本の未来を先取りしている夕張。その街づくりはどこを目指していて、そしてどうなっていくのか、それを知ることって絶対今を生きる日本人としては大事なことではないかと個人的に感じています。このPRビデオ、いい出来ですので是非皆さんもみてください。皆さんは何か感じますか?


明日の暑さどうなるでしょうかね・・・・・