公開日:2017年01月21日

清田区のクリニック、そよ風さんから戸井先生が見学に来られました

あっという間に1週間が過ぎ1月ももう半ばですね・・・

 

こんにちは、金曜日は清田区の在宅療養支援診療所”そよ風”から戸井先生が他施設研修のために見学に来られました。(そよ風さんはこちら http://soyokazeclinic.com/official/index.php# )

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朝の全体会議から参加してもらい、その後情報交換をしながら午前は自分の診療に同行して頂きました。ベースとなる在宅への考えは全く変わらないと個人的には感じましたが、先生のクリニックと当院のクリニックのカルテ等や事務運営の違い等に関しては色々とこちらが教えて頂きました。

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昼はご飯を食べながら当院の先生とも医局で情報交換を行いました。(左手前加藤先生、左奥小串先生です)楽しく談笑させて頂きました。当院の医師、特に加藤先生はできれば戸井先生のクリニックも是非見学したいとのこと(できれば自分も行きたいですが時間が・・・・)、近日中に時間調整してお伺いさせてもらうこともこちらから依頼しました。午後も診療に同行、その後夕に診療所に帰った後は先生からの質問を聞くよりも逆に当院の事務スタッフから先生に質問三昧です・・・・。当院のスタッフも他の在宅の診療所みる機会あまりないため色々と差異が面白かったと思います。先生見学と研修お疲れ様でした。こちらも大変勉強になりましたのでまたいつでもお越しくださいね。以下当院のクリニックと先生のクリニックの違いを少し記載です。

①当院は医師と診療同行の2名で1チーム体制です。先生のクリニックは基本先生がおひとりで運転して動くとのことでした。

②診療人数は大体当院医師が1日6~10人程度です。先生のクリニックは話を伺うと5~8人程度と当院よりも少しゆっくりしたスケジュールかと思われました。

③電子カルテに関しては詳細は述べませんが、どちらかというと当院の方が使い勝手がよさそうな印象でした(個人的な意見ですが・・・)。

④医師の仕事内容ですが当院はある程度医療事務とSWがカバーしてくれる領域が広いかなと感じました。当院はある程度医師は診療に専念という方針、先生のところは医師がオールマイティで行う仕事が多岐に渡る印象です。ただその分よしあしがあって、おそらく先生のクリニックの方が在宅医療のみならずその周辺の知識についてはきちんと自分で積極的に理解していくことができるかなと思われました。

などなどそんな感じでしょうか・・・先生からも見学のコメントを頂きました。

「多職種が有効に協力して、在宅療養を支えるシステムを作り上げておられるのがよくわかりました。見学をさせていただき、本当にありがとうございました。患者さんのために、って根っこは同じでも、システムとなると各クリニックで色々とやり方って違うものですよね。どっちが良いとか悪いとかではなく、自分たちがやっているのと、違うやり方もあるんだってわかるだけでも勉強になるものだと思います。ぜひこれからも交流させて頂いてお互い高めていけるようなお付き合いができるといいなと思います。医師、MSWだけではなく、看護師、事務など他職種の方も、皆様お忙しいとは思いますが、よろしければそよ風にも見学にいらして下さい。吉崎はじめ皆で歓迎させていただきます。本日はありがとうございました。」

先生こちらこそ今後ともよろしくお願い申し上げます、見学是非お願いしますね!他にも施設研修や見学したい人いましたら気軽にご連絡ください

 

さて今回の医療ニュースはこちら第64回がん対策推進協議会からの資料です。前回の63回までの議論の内容、今後検討したい内容が簡単にまとめられており、良くわかる資料となっていますので掲載します。64回の資料はまだ読み込んでいませんが今後の地域での緩和ケアがどうなっていくか記載されているか、注意してみてみたいと思います。

在宅での緩和ケア≠病院での緩和ケアです。患者さんや家族が自宅でしかできないことをするために在宅での緩和ケアが必要、そのためにどのような制度が求められているのかっていうことが議論されているのかなぁ・・・・・あとで資料みてみますね。

第64回がん対策推進協議会 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000149122.html より 資料2 第63回がん対策推進協議会での主な御意見 http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000149128.pdf から

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1月に入りご自宅でもう11人お看取りしています、今年は忙しい1年になりそうですね・・・・・