公開日:2016年06月13日

加藤先生と今週は診療一緒に回っています~

今日から診療同行の看護師さん1名増えて5人体制になりました・・・・あと今週から加藤先生も自分と診療一緒に回っています~

 

こんにちは、今日は朝から雨ですね。昨日のあのいい天気はどこにいったのでしょうか・・・・こんなに季節や天気の移り変わり気にしている、もしくは気づく医療者ってまず間違いなく在宅医の先生じゃないかなって思いますがどうでしょうか。病院で勤務しているときは朝病院に入ったら帰る時はもう真っ暗、って感じで季節なんて関係なかったですもんね。

さて最近ですが心不全の患者さんでご自宅で最後まで過ごしたい、看取りたいっていう患者さんや家族、ちょびっと増えてきた気がしますがどうでしょうか。基本的には利尿剤やその他の抗不整脈薬などは服用できない、もしくは難しいレベルになって紹介されてくることが多いです。その時は医療的な問題よりも、ACPをしっかりと確認する、本人のケアももちろんですが家族の方の内面的なケアも行っていくなどといった面の問題に時間をかけるように意識しています。

本日の医療ニュースですが、関連ある記事2つあるのですがまずは1つだけ紹介しまーす。(夕に時間あればもう一つ・・・)上で簡単に述べた慢性心不全の患者さんに関する記事です。今後どうなるか注目ですね。(医療用麻薬の適応拡大につながるでしょうか)

朝日新聞digital より 引用です

慢性心不全患者に緩和ケアを 厚労省が推進策強化へ http://www.asahi.com/articles/ASJ6652RZJ66UBQU00B.html

厚生労働省は、病気による体と心の痛みを和らげる緩和ケアについて、慢性心不全の患者にも積極的に採り入れるように対策を強化する。胸の痛みや息苦しさの強い慢性心不全は緩和ケアの必要性が高いのに、実際に受けられる患者は限られているという。

慢性心不全の患者は高齢化に伴って急増し、国内では約100万人との推計もある。全身の機能が少しずつ落ちていき、最後は急激に悪化して亡くなることが多い。2014年に公表された世界保健機関(WHO)の調査では、終末期に緩和ケアが必要な成人患者は心不全などの心血管疾患が38%と最多で、がんは34%。しかし、日本では緩和ケアを受けているのは、がん患者が大半を占めている。

こうした現状を改善しようと、厚労省は有識者らによる検討会を立ち上げ、推進策の検討を始めた。慢性心不全患者に望ましい緩和ケアのあり方を具体的に示すとともに、医師を対象とした研修の充実や、相談体制づくりなどの支援策もまとめる予定。

慢性心不全患者への緩和ケアに取り組む一部の医療機関では、病気の進み方を患者に早めに理解してもらう▽生活習慣の見直しや服薬指導で悪化を遅らせる▽末期では痛みを和らげるために医療用麻薬も使う――などをしている。

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って書いている途中に天気が悪化して嵐になっているんですが・・・・・・診療午後も頑張りますー(写真の撮り方うまくなりませんね、だれかコツ教えてください)