公開日:2016年06月13日

オピオイド使用中の運転

昨日は朝からいい天気でしたね。なんでこんな日に限って・・・・とぐちになりますが本当にそう思いながら手稲の運転免許試験場に免許の更新のために講習を受けに言っていました。

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何度もいいますがすごいいい天気でした。うーん、別の日に来ればよかったか・・・・

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↑屋内からの景色です・・・・

朝8時過ぎにはついたのですが中はこんな感じにびっちり人いました。受け付けだけで1時間弱かかりました。

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講習内容についてはま一般的な聞きなれた内容でした。が自分が注目したのは講習内容自体ではなくて講師の人の話し方でした。2時間(なんでそんなに長い講習かは聞かないでください)近くの内容でしたが比較的しっかりと頭の中に内容残っていますし話が飽きなかったような・・・・・この方の話がどこがポイントなんだろうと講習中に考えていましたが、自分としては以下の点にまとめました。

①具体的な例で、講習者の日常生活に沿った形でイメージしやすいように提示している。

②キーワードは定期的にリフレイン(後部座崎のシートベルト、飲酒運転、低覚醒での運転)

③話し方はあくまで1対多ではなくできるだけ1対1のような形

④私が話をしているのはあなたのためですよ、ということを話の中で強調する

まあ講習中にこんなこと考えている人は少ないかもしれませんが、このポイント、使えますね。自分がプレゼンするときには真似してもいいかなと感じました。次回どこかで講習会呼ばれたらこの①~④まで意識して話するようにしたいと思います。ためになる講習会でした・・・

さてそんな講習会でしたがぱらぱらと配られた冊子を読んでいて気になる点はもう一つ。医療用麻薬使用者の運転に関してでした。これって安全運転義務違反になるんですよね。意識していませんでしたが・・・・・・医療用麻薬処方される機会の多い先生きちんと外来で話しているでしょうか。現状治療しながら働いている患者さん結構いますよね。特に札幌などの地方では車は生活の一部ですし、実際ないと生活できない患者さんの実生活、みています・・・・・・・

現状では法的にはオピオイド使用中の患者さんが事故を起こした場合法的な責任から逃れることはほぼできないです・・・・・就労中の患者さんの支援、どう考えていけばいいか皆さん御意見はありますか?

法律に特例つくることは難しいので、そんな患者さんでも社会生活が不利益なくおくれるような街に札幌がなればいいですね。