【2018年】当院の訪問診療の上半期の活動を数字で振り返る
【2019年7月追記】
2018年1年間の診療実績を公表しています↓
ちなみに2019年の前半の実績も公表していますのでご参考に↓
以下元記事ですのでどうぞ~
こんにちは、札幌で在宅医療、在宅緩和ケア、かかりつけ外来を行っている医師@今井です。
2018年もあっという間にもう折り返し地点になりました。ということでこの半年の間にどの程度の活動をしてきたのか、在宅医療の部門だけでも振り返ってみたいと思います。過去2年の分も比較で乗せてみたいと思います。
興味ある方ぱらっとみて、在宅のクリニックってこんな感じのアクティビティなんだ~って頭の片隅にでも覚えておいてくださいね~
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定期訪問診療
2018年現在:4020件
2017年:7548件
2016年:6763件
今年も件数が増えそうですね。
ただおそらく下半期はみなみクリニックの開業もあり和田先生がいなくなる&患者さんをつれていくので下半期では訪問件数は横ばい~減少かなと考えています。
医師が大体5。5人体制くらい、一人当たり750回訪問。月で割ると120回程度の定期訪問となります。ひと月20日とすると1日の定期訪問件数は医師一人当たり大体6件となりますね。
まあ定期の訪問は諸々考えると年末にはおそらく8000件程度の回数で落ち着くのではないかと予想しています。
往診
2018年現在:345件
2017年:531件
2016年:663件
往診回数は2018年はこのままいけば単純に×2で考えると690件程度となることが見込まれています。
増加している原因はおそらく2つあって
①診療している患者さんが、往診がより必要になる病状である割合が増えている
②外来からの往診が増えている
のが原因なんじゃないかなと考えています。当院は初診の方からどんどん往診していますのでこの件数は下半期も増えそうな予感・・・
時間外往診(夜間、深夜、土日)
2018年現在:130件
2017年:221件
2016年:133件
こちらも順調に増えています。2年前の倍の件数となっていますね。これも上述のとおりの理由があるのかなと思っています。
月にならすと大体20回程度の休日や夜間、深夜の往診にでている形になりますが不思議と負担感はそんなにありません。皆で当番回しているからでしょうかね~。
退院時カンファレンス
2018年現在:70件
2017年:100件
2016年:92件
カンファレンスの回数も増加していますね。これは
①病院側が積極的にカンファを開催してくれるようになった
②カンファレンスが必要な患者さんの紹介の増加
③当院のMSWの活動が周知されてきている
っていうのが理由かなと考えられます。下半期もおそらく継続してこのまま活動していくので年間のカンファレンスは140回程度になるのではないかなと思われます。
自宅看取り
2018年現在:50人
2017年:93人
2016年:72人
こちらも徐々にですが増加傾向です。自宅看取りは素晴らしいですが現実的には入院した方がいいっていう患者さんや家族の方もいらっしゃいます。
連携病院や入院先で亡くなった方は大体ですが20人程度おられます。都度適切な場所でケアをして希望をかなえていくのは続けていきたいですね。
下半期はどの程度の患者さんを自宅でお看取りすることになるでしょうか・・・
当院の職員数
2018年現在:52人
2017年:42人
2016年:33人
みなみの診療所の職員やステーションの人数の増加、外来看護の充実などで職員数は年々増加傾向ですね。おそらく下半期はそんなに多くはならないでしょうが、既に医師が二人来ることも決まっているのでそれにあわせてさらに事務や看護師さん増えそう・・・・
昨日の壮行会もそうですが、気の合う仲間がどんどん増えるのは本当にありがたいですし楽しいですね!!
ということで簡単に当院の在宅部門の数字、2018年の上半期分を振り返ってみましたよ。他に何か知りたい情報あるようであれば気軽に連絡くださいね~・・・
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