公開日:2018年05月17日
電話再診は急性疾患でないと駄目、在宅療養支援診療所は時間外加算はとれない・・そんなのどこに書いてあるの?【国保の適当な査定】
こんにちは、当たり前ですが毎月レセプト提出している札幌の在宅医@今井です。
毎月国保から在宅や外来の診療に関してそれなりの査定が来ますが、今月もまたまた理解不能な査定がやってきましたよ~
○電話再診が査定→急性疾患の病名がないため算定不可
○再診の休日加算が算定不可→在宅療養支援診療所だから24時間対応する義務あるんでしょ?だから休日加算の算定は駄目
○ANCA関連腎炎でMPO-ANCAの測定が付加→病名がだめ???
などなど・・・・・
国保に聞いてみたけれど、査定医の意見ですの一点ばり・・・国保連合の当院担当の吉田さんには申し訳ないですが、正直納得できる理由ではないため国保に内容再審査の要望書を出すことにしました。点数的には微々たる点数ですが、これって保険診療のルールから逸脱した査定だと思いますので絶対内容確認したいと思っています。
国保の査定医の担当者は実際の在宅医療の現場も知らないだろうし、土日や夜間の往診や看取りなんか絶対やってないだろうなぁ、そんな査定医が第一線で頑張っている医療機関に理由なき査定をしてくるのは絶対受け入れることはできません。
保険診療にきちんとしたルールの策定を切に願います。今は査定医のさじ加減ひとつって何時代?大正や明治じゃないんだからって思いますよ~
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