公開日:2026年07月04日

”あえて情報を集めすぎない”というスタイルについて

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

医師の世界を見渡すと、本当にたくさんの学会に参加したり、講演に呼ばれたり、いろんな委員会や勉強会に顔を出したり・・・・外部活動をものすごく精力的にされている先生方がいらっしゃいます。

正直、今井はああいう先生方を見ると「すごいなあ」と素直に思います。行動力もあるし、人脈もどんどん広がっていくし、最新の話題にもすぐ詳しくなる。

・・・・でも、です。

今井は法人の理事長として、中長期的な経営判断をする立場からは、実はああいう「たくさん歩き回っていろんな人の話を聞く」というスタイルに、そこまでメリットを感じていません。(1医師としては学会活動はとても有意義だと思いますが)

今日はちょっと偏屈に聞こえるかもしれない、今井の経営、法人運営に対する考えの話をしてみようと思います。

情報を集めれば集めるほど、実は「自分の頭」で考えられなくなる!!

これ、経験的にすごく感じていることなんですが、いろんな場所に行って、いろんな先生の話を聞くと、当然ですがその先生方の「考え方」の影響を強く受けます。 Aという場では「これからはこの方向だ」と言われ、Bという場では「いや、それは違う」と言われ・・・・情報が増えれば増えるほど、実は自分の判断軸がブレていくんですよね。

しかも厄介なのは、影響を受けていることに本人がなかなか気づけないこと。 「自分で考えた結論のつもりが、実は最後に話を聞いた誰かの意見にすごく引っ張られていた」な~んてこと、皆さんも実体験としてありませんか??

中長期の経営判断って、本来は「自分の法人の実情」「自分の地域の実情」「自分自身の医療観」に立脚して決めるべきものです。全ての軸は”自分” です。

外部の情報を大量に浴び続けると、その軸が知らないうちに他人のものにすり替わっていく・・・・今井はこれをかなり警戒しています。

情報は「量」より「精査」!!

じゃあ今井は何もしていないのかというと、当然そういうわけではありません(^^♪

前回このブログでも書いた「新たな地域医療構想ガイドライン」の記事もそうですが、

厚労省が出した「新たな地域医療構想」→”在宅医療が医療のメインになる時代”がすぐに来る。

今井は基本的に、厚労省の一次資料など、根拠になる情報源そのものに直接あたるようにしています。誰かがまとめた「解説」や「感想」を何十件も読むより、一次情報を1つ1つじっくり読み込んで自分の頭で咀嚼する。そっちのほうが結果的に精度の高い判断ができるかなと今井は考えています。

情報を「広く浅く」たくさん集めるのではなく、「これは」という情報源を絞り込んで、深く精査する。 これが自分のスタイルですよ(^^♪

経営で本当に大事なのは、情報量じゃなくて「自分のマインド」

もう一つ、今井が大事にしているのが「自分のマインドを保つこと」です。

法人や経営の方向性を決めるとき、最後に頼りになるのは、外から仕入れた情報の量ではなく、「自分は何のためにこれをやっているのか」という軸だと今井は思っています。

2011年に神経外科医から在宅医療に転じて法人を立ち上げたときから、今井の中にある軸はそんなに変わっていません。 「札幌において、住み慣れた場所で最期まで生きて過ごすことをチームで支えたい」・・・・その軸さえブレなければ、外部の情報がどれだけ流行り廃りしても、判断に迷うことは意外と少ないんですよね。

なーんてことを言うと、「勉強不足/学会不参加のの言い訳では?」と思われるかもしれませんが・・・・あしからず(^^♪

まあこれはあくまで今井の1個人の考えですからね、一人一人皆さんの考えは違って当然でしょう。皆さんは情報を集めること、その影響を受けること、自分の軸を持つことなどについてどう考えていらっしゃいますか?よければ教えてくださいね!!

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