医療機関を集約化させるために診療報酬で締めつけること、間違ってないですか??【病院が次々閉鎖「もう回らない」 診療報酬アップも「焼け石に水」 福岡の医療現場に悲痛な叫び】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です
6月28日のネットの記事で気になる記事を見かけましたのでシェアします。興味ある方は一読どうぞ↓
病院が次々閉鎖「もう回らない」 診療報酬アップも「焼け石に水」 福岡の医療現場に悲痛な叫び
基本的に国が今していることは
①医療機関の機能をもっと明確に分類したい(高度急性期、一般急性期、在宅や地ケア、リハ含めた慢性期)
②同時に人口減少の側面は無視できないため、効率よく医療を提供するために医療機関数を絞って人員を集約化させたい
③そのために経営力のない医療機関には潰れてもらう→診療報酬を切り詰めたらそういう病院潰れるでしょ
っていう考えのもとに診療報酬改定を行ってきているのですが、この数年の現実を見ていると、一面としては成功していることもありますが、やっぱり今井の目からは「歪な制度設計は歪な結果を生むな」としか思えません。
っていうのも皆さんも理解している通り、医療って公共のインフラの側面が強いんですよね。真面目に医療に向き合おうとすればするほど不採算の部門は切り捨てるのが難しくなっていくという・・・・確かに公的病院なんかでは過剰な人員配置や業務過小が目についていましたが、潰れる病院が出て妥当な医療機関数になるまで真綿で首を締めつけて待つ、っていうのは本当に国として適切な対応なんでしょうか??
今井としては本来は国がすべきことは
①医療機関の集約化と人員の再配置を官民両者の医療機関でしなければならない
②そのために地域地域で不要な医療機関については国や行政が主導で集約化に向けてのコスト負担を行い統廃合を行っていくべき
③また同時にフリーアクセス止め、外来診療の人頭払い、生活保護や障害医療費の一部負担及び高齢者の3割負担、PHR活用などについて、もっと責任をもって主導していくべき
なんじゃないかなと思いますが・・・・昭和~平成の医療システムはそのままで、医療機関締めつけて集約化、その後はゆっくりゆっくり制度変えていけばいいっていう国の対応は正直どうなんでしょうかと思います。
皆さんは今後社会保障制度はどう改革していくべきだと思いますか?今のままの制度の延長線上に将来はあると思いますか??よければ考えてみてくださいね。
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