公開日:2025年11月24日

江別市立病院の経営、本当に大丈夫???【江別市立病院経営評価委員会 資料から考える】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

 

札幌近郊の都市ということでちょっとだけ気にしている江別ですが、その市立病院の経営に関する資料が先日公開されました。

結構厳しい状況だなと個人的には感じられましたが、皆さんは一読してみたでしょうか?以下興味ある方は一読してみてください。

令和7年11月12日(水)開催、江別市立病院経営評価委員会より↓

参考資料

この資料から読み取れることは、当初予算からの変化、つまり収益の増加にもかかわらず、赤字額(純損失)の改善幅が限定的であり、財政健全化のための新たな病院事業債の導入が計画されている点。

診療収入は上がっていますが、やっぱり慢性的に赤字となっているのを、病院事業債を25億借り入れることによって一時的にバランスシート、キャッシュフローを改善、その間に事業収支を改善していくということですが・・・正直事業計画の見直し方法が大丈夫なのか?って今井は考えてしまいますね。

医師の増員、収入の増加以外に根本的に人員の適正化や業務の効率化、徹底的なコストカットを早々に進めないと、何年たっても自治体からの超高額な支援がないとやっていけない=人口が減少した段階で運営終了し自治体の負債になる、ってことになりそうだなと。

 

自治体病院、本当に今岐路に立たされていますね。行くのか、引くのか、10年後20年後の将来まで見通し、責任をもった施策を立てていかないと明暗はっきり分かれるなとこの資料をみて改めて感じました。皆さんの感想はいかがでしょうか?よければ教えてくださいね。(自治体病院の決算みるの結構面白いので、他の道内の市町村のものもチェックしていきたいと思います。札幌の市立病院は今日中にチェックします!(^^)!)

 

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