市立釧路総合病院の建て替えを巡る裁判、ようやく決着か・・・【釧路病院訴訟が終結、設計者に1億円超の支払い命じた札幌高裁判決が確定】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
市立釧路総合病院に1年ちょっと勤務していたこともあり、これまでも新病院の建築について気になって2018年~定点観測していましたが、
市立釧路総合病院の新築の件、結局ごたついている間に150億円近く建築費が上昇・・・もうやめるべき??【市立釧路病院の新棟工事費、43%増363億円 資材や人件費高騰】
ようやく裁判は決着したようですね。日経クロステックさんの10月15日の記事↓
釧路病院訴訟が終結、設計者に1億円超の支払い命じた札幌高裁判決が確定
「北海道釧路市が発注した病院新築プロジェクトが頓挫。後始末を巡って市と設計者が裁判を争った「釧路病院訴訟」が、終結した。設計者側は2審判決を不服として2025年4月に上告していたが、最高裁判所が上告棄却と上告の不受理を決定した。
決定は25年8月22日付。最高裁第1小法廷(裁判長=安浪亮介裁判官)の裁判官5人の全員一致によるものだ。これにより、設計者側へ約1億3800万円の支払いを命じた札幌高等裁判所24年11月29日判決が確定した。
決定理由は、上告理由が民事訴訟法312条「原判決に憲法の解釈の誤りがあることその他憲法の違反があることを理由とするとき」に合致しない、というものだ。加えて、1審2審判決は最高裁判所判例に反したり、法令解釈の重要な事項を含んだりしていないので、上告受理申し立ての理由(民訴法318条)にも合致しないとした。・・・・」
まぁでもこのごたついた間に大きく建築費単価は上昇し、市行政にとっては本当に大きな負担が新たに生じていますよね。この原因は何?、責任の所在はどこ?、というのはきちんと明確にしていくべきだと思うのですが・・・振り返りは済んだのでしょうか??
いずれにせよこれからの地域医療は”ハコより人”です。どれだけ人を呼び寄せられるかによってその地域の医療体制がどうなるか決まっていくでしょう。釧路及び道東地域の医療は今後どうなっていくのか・・・定点観測していきたいと思います。
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