公開日:2025年04月27日

医療と生活の境は思っているほど明確ではない・・・【「ケアプランの医療的部分を病院の他職種チームが作成??】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

週末に色々な医療記事を読んでいると気になる記事を見つけましたのでシェアします。GEM MEDさんより↓

「ケアプランの医療的部分を病院の他職種チームが作成」することでケアマネの負担軽減と、ケアプランの質向上を実現せよ—日慢協・橋本会長

「介護保険の要となるケアマネジャー(介護支援専門員)は極めて多忙であり、また医療的知識を身につける余裕もない。そうした中でケアマネの負担を少しでも軽減し、また医療的側面にも配慮したケアプラン作成・介護サービス提供を実現するために、「病院の多職種チーム(医師、看護師、栄養士、薬剤師、リハビリスタッフなど)がケアプランの言わば『医療部分』を作成し、ケアマネに提供する」仕組みを構築してはどうか。これによりケアマネ業務負担の軽減と、より質の高いケアプラン作成・介護サービス提供が実現できる—。・・・・」

色々な在宅医療の形を見てきました。患者さん家族の生活、想い、そして医療の在り方・・・似ている人はいましたが、誰一人として同じではなく、常にその時の状況と条件を鑑みて、自分の経験と周囲の利用できる医療資源の限界を理解した上で在宅医療を組み立ててきたよなと。

その経験から考えると上記のような医療部分だけを医療職が担当するっていうのは正直現実的ではないのかなぁと思っています。(在宅)医療職が条件付きでケアプランをみなしで作成できるというならまた別ですが、医療の部分だけ切り抜いて作成する・・・その境界って文章で簡単に言えるほど明確ではないんじゃないかなと1在宅医である今井は考えています。

 

ということで上記の案に関しては現場目線の今井としては難しいと考えています。皆さんのご意見はいかがですか?良ければご意見くださいね。

 

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