公開日:2024年02月15日
医療職を現地にとどめるためには復興プランの内容とスケジュール提示が重要ですね<奥能登地域 看護師約70人が退職決断 体調崩す医療従事者も…被災地の医療に危機>
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
正月に起きた能登の地震から1か月弱が過ぎました。災害の支援も急性期から徐々に慢性期にシフトしつつあり(ちなみに現地の状況はこの先生のブログを読ませて頂いてます。経営側からの視点が今井にはとても参考になります)、現場で頑張ってくれた医療職の方もそろそろ長期的な身の振り方を考える時期になってきているのかなと感じます。そんな中で以下の記事を見つけました。2月14日ヤフーさんより
奥能登地域 看護師約70人が退職決断 体調崩す医療従事者も…被災地の医療に危機
これからの医療機関経営は何はさておき”箱物より人”が最重要です。どんなに箱物を立派にしようとも、人がいなければ運営は絶対に無理です。今回の地震を契機にして医療者の離職も進むでしょうが、地域の復興のためには最低限でも医療職が地域にいなければ過疎化がさらに加速します。
医療職を地域にとどめるために重要なことは・・・素人ですがやはり大事なことは復興のビジョンとプランを早々に考えて公表、実行していくことではないでしょうか?
正直全てを震災前に戻すことは不可能ですし、人口減少フェースにおいてどの地域やどの機能を活かすのか、どこを切り捨てるのかという決断はかなり難しいものになるでしょう。ただそれをしない限り、希望がない限り、人は、医療職はそこにとどまることは難しいと考えるでしょうね。
将来への展望が目に浮かぶような、希望が持てるようなプランやスケジュールを国や行政は考え実行することができるのか・・・上記の記事を読んで今井はそんなことを考えていましたよ。
皆さんは上記問題について何を考えますか?何か思うことはありますか?
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