現役世代はこれ以上の社会保障費の負担は無理だと感じています<アルツハイマー病新薬「レカネマブ」承認…課題は価格、年100万円単位の可能性も>
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
アルツハイマー型認知症への治療薬、エーザイの新薬がとうとう国内でも使用可能になるようですね。エーザイとしては待ちに待った、国としても新薬の効果が実証されれば他国への販売も可能になるため、国策としても重要だと考えているのでしょう。
ただ1国民としての立場から言えば、薬の効果云々はおいておいて、どこまで高額の新薬を社会保障費として許容するのかの議論はこれを機会に待ったなしにすべきだと思います。増え続ける税金や社会保障費の負担に正直国民の暮らしは限界に来ています。
岸田首相は新たな経済政策を打ち出しましたが、正直税負担を減らしムダを削減することも実行しなければそろそろ一揆がおきてもおかしくないのかなと!(^^)!
繰り返しますが、レカネマブ、レケンビの保険収載を機会に社会保障制度の許容範囲とと大きな政府を目指し続ける国の姿勢には議論、見直しが必要だと思います。皆さんもそう思いませんか?
*追記:9月27日、つまり本日ですが第556回中医協総会において上記薬剤についての資料が公開されています。国がどう考えているか理解できますので医療者で詳細を知りたい方は一読してもいいかと思います。一応以下にも引用しておきますね
高額医薬品(認知症薬)に対する対応について
最後の論点のスライドのみここに抜粋しておきます。
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