地域で産科医療を維持することはいつまでできる、すべきでしょうか?~おたるレディースクリニック、分娩対応24年1月末で終了 院長「体力的に厳しく」~
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
小樽の産科の先生が来年度で分娩の取り扱いを辞めるという記事を見つけましたのでご紹介します。道新WEBより↓
おたるレディースクリニック、分娩対応24年1月末で終了 院長「体力的に厳しく」
「小樽市内で分娩(ぶんべん)ができる医療機関の一つ「おたるレディースクリニック」(稲穂4)が来年1月末で、分娩受け入れをやめることが分かった。1人で年平均約300件のお産に対応してきた小林寛治院長(58)は「体力的に厳しくなった」としている。・・・・」
24時間365日の体制、しかも無事に生まれてきて当たり前という大きなストレスを抱えたまま開業後15年近く頑張られてきたとのこと・・・専門、業態は違えど24時間待機を数年一人でしてきた自分としてはそれがどれほど大変なことかよく理解できます。仕方ない、というか本当に今までお疲れ様でした、と言うしかないかと思います。
今後シュリンクしていく日本、地方において、医療レベルを人口減少地域でどこまで維持すべきかというのはとても難しい問題ですね。現在行政は医師の働き方改革に伴い医師、医療機関の集約化を進めていますが、そうなると医療へのアクセス問題(距離的、時間的、質的)はどうしても我慢してもらわなければいけない状況になります。それを許容できるのかどうか・・自分達の住む地域でどうなるのかは一人一人がよく考え準備していくことが必要でしょう。令和の時代は昭和と平成との連続性はありますが、その時代の延長線上にある訳ではないことはよく理解しておかないといけないかなと・・・
とにかく小樽レディースクリニックの先生、本当にお疲れ様でした。
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