大学病院勤務の先生、本当に来年度以降大丈夫ですか？～大学病院へ「改革プラン」求める方針 文科省、医師の働き方改革で～
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
医師の働き方改革、来年の２０２４年からスタートします。これは地域の医療機関にとっても大きな影響がありますが、それ以上に自分が心配しているのは大学病院勤務の医師、です。以下関連記事で興味あればどうぞ↓
大学病院へ「改革プラン」求める方針 文科省、医師の働き方改革で
地域の医療機関は、普通の医療機関であれば当然もう数年前から対策しているでしょう。していないところはただ経営ができていないだけです。ただ勤務医の先生に関しては情報を自分で集めて、判断して、その上で自分のキャリアにどう影響するのか考えて組み立てていかなければいけません。それも一人で・・・・医局という色々な制限も加わる中、どうやって自身のキャリアや待遇を守るのか、本当に皆さん考えているのかなと他人事ながら不安になります。
自分が情報を集めた上で第三者の視点からこの問題をみると、大学病院などの勤務医の先生の待遇が良くなることは、１０年前後はあり得ないかなと思います。タスクシフト、地域枠の医師、そして専門医制度の縛りなど、諸々の政策の影響を見た上で国は対策を考えると思うので、まずはどこまで一人一人の医師の給与、待遇が下がっても医師が離職しないで大学病院の機能が保たれるのかを国は冷静に観察していくかなと。
なので教授になりたい、もしくは研究職が本当に天職であると考える医師以外は、いくら論文や研究のためといったって大学病院からは離職する、それも早々に、という以外の選択はないと思うのですが・・・もしかしたら淡い期待も込めて少し様子みてみたいと考えている医師もいるかもしれませんが、待遇はこれから悪化することはあっても改善することは大学病院ではまず難しいことは間違いないと思います・・・
医師の働き方改革のその先を予測して早めに行動を！！大学病院勤務の先生には是非そうお伝えしたいと思います。
ということで当院は２３年秋もしくは来年度から働けるDrまだ１，２名のみ募集しています!(^^)!興味ある方はまずは見学を！お待ちしています。
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