公開日:2023年06月13日

川崎市の喘息の医療費助成制度廃止議論から想うこと・・小児の医療費無料化、大丈夫??

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

川崎市が市独自で助成している喘息の医療費助成ですが、その廃止案が現在でており議論を呼び起こしております。以下6月12日NHKニュースです↓

川崎市 ぜんそく患者への独自医療費助成 廃止案を議会に提出

【助成廃止 パブリックコメントで懸念の声多数】
国のアレルギー対策指針が改訂されたことを受けて川崎市はアレルギーの発症の予防に向けた知識の啓発や、診療所や病院など、医療機関が連携してさまざまなアレルギー症状に対応できる医療体制の整備などを盛り込んだアレルギー疾患対策案を今月新たに作成しています。
市では、この新たなアレルギー疾患対策案や市がぜんそく患者への助成を廃止する方針について、ことし2月から3月にかけてパブリックコメントを募集しました。
その結果、市民から723通の意見が寄せられ、このうち717通は廃止に反対するもので、助成の対象が1万3千人と増加傾向にある中、患者の声を聴かずに一方的に制度を廃止しないでほしいとか、制度の廃止により受診機会が奪われるなど、懸念の声が多く寄せられたということです。
川崎市は、「大変重く受け止めているが、公平性を欠くという市民からの声もあり、法律や指針に照らしても特定の疾患への助成を続けることは困難だ。今後、吸入ステロイド薬を核とした標準治療の普及や、発症や重症化予防のための相談、医療提供体制の整備、人材育成などを進めていく」としています。

 

一度水のように当たり前になった助成制度、辞めるとするとそれなりに議論を巻き起こします。自分が上記の記事から考えることは、いつか小児の医療費無料も廃止するときに大きな議論を巻き起こすだろうな、ということ・・・・喘息以上に関わる人数が多くなるであろうから、地方自治行政の中でも大きな問題として残っていくのではないかと思いますよ。

人はなんでも無料にするとそれが当たり前になってしまいますよね。自分は小児の医療費は少額でもいいので必ず実費負担は徴収すべきだと確信しています。皆さんはどう考えますか?

 

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