公開日:2023年06月08日

北海道の精神科病院でも虐待事例が・・・~職員が患者虐待 新ひだかの精神科病院 「事実を調査中」~

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

八王子の精神科病院での虐待事案は昨年から今年にかけてかなり大きな議論を巻き起こしましたが、北海道でも同様の事例があったようですね。以下6月7日の道新さんの記事です。

職員が患者虐待 新ひだかの精神科病院 「事実を調査中」

「【新ひだか】日高管内新ひだか町の精神科病院「石井病院」で、病院職員による患者への虐待があったことが7日分かった。

 行政関係者などによると、今年5月中旬に同病院の病棟内で、職員が入院中の患者の体に暴行を加え、軽いけがを負わせる身体的虐待があったという。
 同病院の高橋道晴事務長は「現在、事実を調査中のため、後日結果を報告したい」とコメントした。
 石井病院は1973年に開院し、精神科、神経科、内科がある。病床数は218床で、日高管内で最多。(杉崎萌)」
m3にもう少し詳しい記事が載っていましたのでご紹介します↓

入院患者に性的暴行…北海道の精神科 別の患者に虐待も

上記記事を要約すると
●北海道新ひだか町の精神科病院「石井病院」の男性准看護師が昨年夏、入院患者の女性に性的暴行を加えていた(昨年夏に下半身を触るなどの行為)
●このほか男性看護師が今年5月中旬に入院患者の男性を虐待していたことも判明。(腹や胸を複数回殴り蹴り⇒映像で記録あり)
●病院は准看護師を停職3か月の懲戒処分に
●病院は7日にも道などに報告する。

 

なぜ懲戒解雇じゃないの?なぜこんなに時間がかかっているの?などは非常に疑問に思いますが・・・内部からの情報公開が待たれます。

 

精神科病院での暴行や虐待が続いていますが、これを単発の問題とみなすか構造的な問題とみなすかで取り組みは大きく変わってきます。日本精神科病院協会はおそらく個々の問題と考えている、という態度でしょうが、普通に考えるとこれだけ頻発して起きている、ということは「精神科の入院医療が抱える構造的問題が必ずある」と考えるのが正しい思考回路だと思うのですが・・・・「今」対応しないと結局は同じことの繰り返しで精神科での入院医療に対しての国民の信用が失墜してしまうのではないかと今井は考えますよ。

 

皆さんはこの問題、どう考えますか?よければ教えてくださいね。

 

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