クリニック経営で人件費率が高いことは悪いこと?
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
さて皆さんに質問です。クリニックを経営していく時に人件費率が高くなることは一般的にいいこと、悪いこと、どちらでしょうか?
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答えは「状況による。どちらとも言えない」が正解だと自分は思っています。当たり前と思った方いますか?!(^^)!低ければ低い程いいんじゃないの?と皆思考停止して思っていませんか?
開業後経営状態が安定し5年10年落ち着いていてこれ以上変化させるつもりがないクリニックであれば人件費率は低い方がいいですが(知り合いの開業医に聞いたら皆ほぼ即答で「人件費率は○○%くらい」と言えるくらい皆気を遣っています)、拡大期にあるクリニックや医療機関であれば人件費率は高くなることは仕方ないと思います。というか意図的に上げるべきだとすら思っています。
理由は①保険診療の医療機関は労働集約型の業態であること②人は成長するための原資となること、です。
つまり成長期にある医療機関では人件費ってコストではなく成長のための投資とみなすべきなんですよね。もちろん無法地帯のようにコントロールをしない、できないのは絶対避けるべきですが、一定のコスト意識の下人件費率を上げていくことは成長のためには絶対に必要です。
ただ自分はチキンハートなんで!(^^)!いつもびくびくしながら人件費率は気にしていますが、それでもチャレンジはし続けています。あまりに高い年は結構眠れない時もありますよ!(^^)!
まぁその結果ですが、成長段階にある医療機関の人件費率って高い年と低い年が大体交互にきます。こんな感じです↓
20〇〇年:人件費率 高 ←人員増のため
翌年:人件費率 低 ←前年人増やして売上アップしたから
翌年:人件費率 高 ←さらに人員増
翌年:人件費率 低 ←売上増
これは理想ですが、大体こんな感じで拡大期にある医療機関は推移していくのかなと。
という訳で「クリニック経営で人件費率が高いことは悪いこと?」という問い、自分の答えは上記になりますよ。もちろんこれが世間一般であっているかあっていないかなんて自分は全く知りません!(^^)!自分の中の一つの考え、真理としてあるだけですから。専門家からは「その考え、間違っている」って言われるかもしれませんがいいんです。自分が納得していれば・・・
一般的には人件費率は低い方がいいって言うんでしょうがね・・・何事も他人から言われたことを鵜吞みにせず、自分の頭で解釈してから行動したいと思っていますよ。
さて札幌近郊で開業を考えている先生、当院で開業前研修や分院開業も可能です。興味ある方は是非ご連絡くださいね。(もちろん安定志向の先生にはそれにあった方法もお伝えできると思いますよ)
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