点滴の可否や薬の増量減量、介護保険の調整など、どこまで訪問看護師が調整していいんですか?
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
色々なステーションの訪問看護師さんと組んで診療をすると、ステーション毎で(また訪問看護師さん個々で)臨床に関しての向き合い方?考え方が全く違うことはよくよく経験します。
Aステーションでは点滴や麻薬の調整に関しても
「○○だから××だと思います。なので□□したほうがいいと思うのですが先生の意見はいかがですか?」
みたいな感じで自分達自身のアセスメントをまずは大事にして報告をくれるところもありますし、そうではなくBステーションでは
「○○という事実があってさらに××が認められました。今の状態は□□なんですがどうしたらいいですか?先生のお考えは?」
みたいな感じで自分達のアセスメントはあまり話はせずに、主治医の意見を尊重しよう!みたいな形で報告をくれるところもあります。
どちらがいいのか?と聞かれればこれは完全に好みかも知れませんが、個人的には圧倒的にAステーションの方が好みです。
選択を間違ったっていいと思います。患者さんを一番近くで看てアセスメントをしている、ケアをしているのは自分達だ!という自負があれば、自ずからAのような形になるのではないか、自分はそう思いますよ。
自分だったらなんなら全て調整した後の報告でも全く構わないとさえ思っていて、それくらい日々在宅医より身近に患者さんにいる訪問看護さんを信頼しています。
老衰や認知症、終末期の患者さんがいたとして、点滴の可否や薬の増量減量、介護保険の調整など、どこまで訪問看護師が調整していいんですか?ってもし自分が聞かれたら
「もちろん訪問看護師さんのアセスメントを信頼しますんでそれでいいと思いますよ。(もしかしたら若干の意見は言うかも知れませんが)ただその分自分が介入した結果がどう患者さんや家族に影響を及ぼし変化させていくのか、その過程は貴重な経験となるので絶対確認していってくださいね。」
とお伝えしています。
訪問看護師はもっと主体性をもってどんどんどんどん自由に動いていい・・・自分はそう考えています。それでケチつける在宅医とは組まなきゃいいんです!(^^)!ただの報告だけなんて、そんな病棟みたいな仕事にはならないように気をつけてくださいね。
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