医療機関における中間管理職の役割について考えています・・・
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
自分は事務長については結構明確かつ固定した変わらない考えをもっていて、当院の分院の事務長には”事務長としてはこうしてほしい”というのを繰り返しリクエストしています。ただ最近組織がある程度小規模から脱却してきて中規模になりつつある中で、トップ(経営側)と現場をつなぐ人間、つまり中間管理職の業務がどうあるべきか考える機会が増えてきました。
医療機関における中間管理職・・・それはつまり各部署の課長になるかと思います。連携室や医療事務、看護部などなどが当てはまるかと思いますが、そこの管理者になにを期待するんだろう?と考えた時に、まずは資料探しから開始してみました!(^^)!
以下参考になった資料提示しますので興味ある方是非一読どうぞ!
リクルートワークスさんから
あらまほしき部長
PDFはこちらです。
気になった文言いくつかありますが、中間管理職に求められる業務としては文中に挙げられていたものを記載すると
①部門を取り巻く現状の課題を分析し、今期達成すべきこと(目標)を定めているか
②機会を捉えるために、リスクをとった投資や人員投入を意思決定しているか
③部門内の重要な案件を自ら担当し、手を動かし汗をかいているか
④部門の取り組みの成果を社内外の関係者に共有・発信する場を設けているか
⑤今期の目標達成に向けて、部門内の活動の進捗を管理しているか
⑥部門内のメンバーに自ら語りかけ、動機付けを行っているか
⑦部門内のメンバーに対し、直接指導やアドバイスを行っているか
⑧部門メンバーの望ましい行動や成果を評価し、賞賛する仕組みを作っているか
・
・
これらはやっぱり自分からみても現場とトップをみながら是非やってもらいたいなと考えています。これらをやらずに、例えばですが、経営側の判断を気にしない、下の意見を吸い上げない、指導やアドバイスもしない、直接現場にもでない、目標も設定していない中間管理職であれば、それはやっぱりそれ以上のステップ、つまり医療機関の経営側に行くことは難しいんだろうな・・と思ってしまいますよね。
ちなみに関係ないですが中間管理職が上司との関係を築く、ではこんな文章もありました。
中間管理職が「上司」との関係を築くために必要な6つのステップ
先の資料に戻ると文中でさらに気になる文言、節は幾つかさらにあって
・部長の育成は経営陣と人事の共同作業である
・経営陣が直接に薫陶を授けることも重要
・将来の幹部候補たり得るかを、定性的に、合議で、判断する
・部長の責務をどうマネジメントするか
などの項目の内容は今の自分によく響きましたね。
色々考えますが組織をつくるための努力は惜しみなく行っていくつもりです。理由は2つあって
①一人の個人のみでは提供できないいい医療を組織では提供できるため
②一人一人が人と人とのいい関係の中で仕事をする楽しみは、必ず人生にいい彩りを与えてくれるはずだから
だと思っています。今までは事務長というトップを考えてきましたが、これからは少しその中間の業務についても個人的に勉強して現場にフィードバックいきたいと思っていますよ。皆さんの組織はどうなっていますか?
入職祝い金制度導入しました。是非直接応募ください→こちらをどうぞ!
2022年上半期、それ以前の当院の診療実績→こちらをどうぞ!
現在の目標は2024年に病院を開設すること!一緒に病院つくりませんか?→こちらをどうぞ!
人事部立ち上げました!!一緒にやってくれる方まだまだ募集しています!→こちらをどうぞ!
法人運営をしてみたい事務の方募集しています→こちらをどうぞ!
クリニックの事務長やってみたい方募集中→こちらをどうぞ!
札幌で在宅医療、在宅緩和ケアなどの訪問看護、地域密着型の外来看護をしたい看護師さん募集しています。診療所、訪問看護ステーション、看護小規模多機能など全事業所で募集中!→こちらをどうぞ!
さっぽろみなみホームケアクリニックでも訪問看護ステーション始めました。南区で訪問看護したい看護師さん募集中→こちらをどうぞ!
当院及びさっぽろみなみホームケアクリニックでは常勤医、非常勤医を募集しています→こちらをどうぞ!