公開日:2022年02月02日

救急搬送に時間と手間が・・・・現場で頑張ってくれている救急隊員の皆さん、本当にありがとうございます。

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

現在の医療状況として、札幌市内では医療機関の入院受付が非常にハードルが高くなってきています。Dr同士で入院依頼の電話をしても難しいです、と言われることもしばしば・・・当院でこれなら市内での状況はどうなんだろ?とちょびっと探してみたらこんな記事見つけました。

2月1日、NHKさんから

救急患者の搬送困難事例 1週間で全国5300件余 3週連続過去最多

「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、救急患者の受け入れ先がすぐに決まらない「搬送が困難な事例」は5300件余りと3週連続で過去最多となっています。

総務省消防庁は、患者の搬送先が決まるまでに病院への照会が4回以上あったケースなどを「搬送が困難な事例」として、県庁所在地の消防本部など全国の52の消防機関の報告をもとに毎週、取りまとめています。

30日までの1週間では5303件で、過去最多となった前の週の4950件からさらに増加しました。

地域別には
▽東京都が2668件
▽大阪市が527件
▽横浜市が297件
▽さいたま市が206件
▽千葉市が191件
▽札幌市が187件
▽福岡市が111件
などとなっています。

新型コロナウイルスの感染拡大前にあたる、おととしの同じ時期に比べると
▽福岡市が11.33倍
▽さいたま市が6.63倍
▽横浜市が5.91倍
▽東京都が4.84倍
▽札幌市が3.45倍
▽大阪市が2.71倍
▽千葉市が1.58倍
などと大幅に増えています。

5303件のうち新型コロナウイルスの感染が疑われるケースは1833件と、前の週から400件以上の増加がみられます。

また、新型コロナウイルスの感染の疑いのないケースも3470件と前の週と同様に多く、全体の65%を占めています。

総務省消防庁は「新型コロナの感染が疑われるケースも増えてきており、今後の動きを注視している。データを関係省庁と共有し、搬送困難事例の減少に向け連携して取り組んでいく」と話しています。」

 

またこれに先立ち厚生局から1月28日に以下のような通達文がでていました。

医療機関における救急搬送困難事案の解消に向けた取組について

 

オミクロン感染症がピークアウトするのが2月中旬なのか下旬なのか・・・厚生省からの事務連絡もあまり効果はないようですし、現状重要なことは一人一人が救急車が必要な状態にならないように自己管理をできる範囲で行っていくことになるでしょうね。

それにしても大変な状況の中24時間市民のために勤務してくれている救急隊員の方には本当に感謝です。ありがとうございます。

自分は自分の立場で、できることをできる限り限界まで頑張ってみたいと思います。

 

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