公開日：2021年10月06日

資料提供～持続可能で質の高い医療提供体制構築に関する提言～日本総研さんより

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

日本総研さんから１０月５日に「持続可能で質の高い医療提供体制構築に関する提言」の追加資料が公開されました。

最近コロナ禍では緊急時の医療提供体制についての議論が盛んにされていますが、基本的には緊急時に対応するためには医療現場にかなり余裕をつくらないといけないですし、そうなると社会保障制度としての持続性に関して？？がつくことになります。非常にバランスとして難しい議論ですよね。

さてそのような背景がある現状で、日本総研さんがどのような提言を出したのか、興味ある方は是非一読してみてください。５分で読み終わると思いますよ。

日本総研さんより

持続可能で質の高い医療提供体制構築に関する提言

一枚だけ下にスライド出しますね。ポイント、キーフレーズとして挙げているのは

「プライマリケアチームの体制整備」

「価値に基づく医療の実装」

「必要な医療財源の確保」

です

資料の中で違和感があったのは、プライマリケア制度の確立においてかかりつけ医を選択性にしてもいいのではないか、との話があったのですが、正直これはファジーにしないできちんと制度化しないと、制度自体が形骸化してしまうと思った点ですかね。おそらく日医などにも考慮しての結論だったのでしょうが、ここは地域医療構想や持続可能な医療制度の１丁目１番地なんじゃないかなと個人的には思いますが・・・どうなんでしょうかね。皆さんはこの提言読んでどう考えますか？

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