公開日：2021年09月03日

訪問看護でも大事な決断に迷う時、一番重要なことは自分自身を信じることだと思います。

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

在宅の現場では常に医療者が多数いる病院とは違い、訪問看護師さんでも一人で大事な決断をしなければいけない時が稀にあります。まぁ生死にかかわるとか入院してもう会えないかもしれないとか、そのレベルの判断が求められることはそう多くはないですが、細かな判断が必要な事案も含めると何かしら決断しなければ前に進めない状況ってそれなりにあるもんです。

そんな時にどう考えて決断をするのか・・・・多くの経験の浅い訪問看護師さんはどうしても管理者にすぐに相談、とかってなるとは思うのですが、一番大事なことはまずは自分の頭で考えて答えを出すことだと思います。問題が何が原因なのか、どうすれば解決できるのか、その方法はどのくらい選択肢はあるのか、他に方法はないのか、等々・・色々考えることはありますが結局は決断しなければいけませんね。

そんな重要な選択を下す時、皆さんには他人に頼るのもいいのですが、やはり自分自身を信じて、自分の決断に責任をもって道を選択してもらいたいと思っています。

自分自身を信じなくて誰が自分を信じてくれるのでしょうか？自分が考えた結論なら自信をもって患者さんや家族に提案してあげていいと思いますよ。その先が思った通りに成功すればいいですが、仮に失敗したとしてもその経験は絶対無駄にはならないはずです。今訪問看護のベテランって言われている人でもその経験は何回も何回も繰り返しやっていますよ。

患者さんや家族にとって何か大事な決断をする時、自分自身が下した決断には是非自信をもってください。自分自身を信じられない看護師さんが患者さんや家族を安心させてあげられますか？？

２０２１年１１月からクリニックから徒歩五分の場所でホスピス併設住宅開始します→こちらをどうぞ！