訪問診療、訪問看護に飛び込んで５年で成長する人と成長しない人の違い
こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。
１０年前に比べて２０２１年の現在は、これからは在宅医療、訪問看護が必要だ！と言う時代となってきました。訪問診療のノウハウ、訪問看護のTIPSなども自分が在宅医療の現場に飛び込んだ時に比べて、比較にならないほど大量の情報が存在しています。
その中で、この数年の間に訪問診療や訪問看護に飛び込んだ医師や看護師さんの中でも確実にスキルを磨いて成長している人とあまり成長ない人が顕著にみられるようになってきました。
総じて自分の感想では成長する人は⓵まずは自分で行動することをやめない②疑問点はすぐに周りのメンターや書物で調べる③その経験を自分の中に蓄積し次に来るであろう同じような状況の患者さんに備える、ということを絶え間なく常にやっている気がします。
ただ漠然と通常業務をこなす人と、上記のように自分で模索して考えながら行動する人では５年の歳月は大きく人に差をつけますね・・・
単純ですが上記の⓵～③の繰り返しをどれだけ愚直に継続できるか、それのみが在宅医療者として成長する唯一の方法だと思います。
在宅の医療者としての姿勢や知識、経験や技量の上昇は最初の５年でほぼ先が見えてきます。飛び込んだ先で最初の５年をどう使うのか、皆さんはどうされていますか？自分は飛び込んで５年は本当に３６５日在宅医療や診療所経営のことを常に考え続けて行動していましたよ。そういう時期も人生ではある一定期間でも必要なのではないかな、自分はそう考えていますよ。
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