治らない病気で苦しんでいる患者さんにどう言葉をかけますか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

4月から勤務を開始した非常勤の先生が「在宅の医療の現場は医療のスタンダードを決めるのが難しいですね。先生も知っての通り病院だとある程度ガイドラインがあってそれが治療方針の大本になるのですが、在宅の場合だと医学的な治療方針もそうですが、なにより患者さん毎の個別性が本当に多様なので何が最適な医療なのかを考えるハードルが高い気がします」とおっしゃっていました。

確かにこれはその通りで、在宅の現場では医学的な治療方針云々より(もちろんそれは非常に重要であることは論を得ませんが)まずは患者さんや家族がどう考えるのか、何を大事に生きていきたいのかを聞いた上で、それではこの患者さんにベストな治療は何なのかを考える、といったプロセスが必須になってきます。

また病院医療では治療が難しい患者さんへの寄り添いや心理的なケアは医師のメインの仕事ではないため、治らない病気に苦しむ患者さんに本当の意味で寄り添いながら言葉をかけてあげる、ということが在宅に来てからはじめてする、という医師も少なくありません。

どのタイミングでどのような言葉をかけるのか、逆に何も言わずに言葉をかけないほうがいいのか、本人を励ますような言葉がいいのか、共感する言葉がいいのか・・・・正直ここら辺って医学、という学問というかはその医師の人間性、人間力にかかっているような気がします・・・・

 

件の先生と諸々話した後、「先生ならさっきの治らない、○○という病気で苦しんでいるA患者さんにどう言葉をかけますか?」と聞いたところ考え込んでおられました。治療のこと、その患者さんのこれからのこと、家族のこと、自分達ができること、などなど・・・色々考えた上でさらに患者さん自身が前向きに療養できるように支援する、そんなことができるような医師や看護師が少しでも増えてくれればいいですね。

 

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