公開日:2021年04月21日

市や医師会は自宅療養者が増加した場合、どのような方針をとるかを考えておくべきではないでしょうか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

大阪や兵庫などでは自宅療養者がかなりの数になっており、事実上入院加療が難しくなっていると伝え聞いています。

札幌の現状はまだそこまでではないですが、だからこそ感染拡大フェーズに入った時に自宅療養者をどうフォローしていくのか、早急に札幌市や医師会、在宅医療協議会などは事前に想定しておくべきと思います。現時点では何も策がないのか、公表していないのかわかりませんが、医療機関への周知や診療協力願いなどは全くないです。

入院病床を圧迫させないためにも、医療崩壊を防ぐためにも、ホテル療養や自宅療養者が増加した時にどの医療機関や訪問看護師、訪問介護士が療養中の患者さんのフォローを手伝ってくれるのか、キャパはどの程度あるのか、事前に調べておくことだけでもしておかなくていいのかと思いますが・・・皆さんはどう考えますか?

当院は自院のキャパが許す限りは在宅医療や在宅緩和ケア、発熱外来などは100%頑張りますが、医療キャパが逼迫してきたときには各医療機関の努力だけではどうしようもなくなることは明らかです。少し余裕がある時に前もって諸々想定して準備しておく、札幌市や医師会にはそんなことを期待したいと思っていますよ。

 

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