相変わらず札幌では内科系の開業は激減しており、長期的にも厳しそうな状況です・・・
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
毎月1日に発表される厚生局の新規指定医療機関ですが、自分としては市内の医療状況の定点観測の一つとして活用しています。
4月1日に発表された資料ですが以下のようになっています。
今回の資料のポイントは
⓵相変わらず市内での開業は少なく、特に内科系の開業はほぼないに等しい。この傾向はもう少し続くはず。(今年秋くらいまでは少なくとも続く?)
②在宅クリニックは新たにぽつぽつとできてきており、この傾向も今後中期的に変わらない。
③何より薬局の新規開業がかなり抑制されたままなのが特徴。調剤薬局は利益や売り上げ、市内の経済動向などをシビアに見た上で出店しているので、薬局が現状開業抑制をしている=医療経済動向としてしばらくは札幌市内での開業は厳しいとみている、と判断可能ではないか
と思います。皆さんはこの資料みて何か感じたことはありますか??
在宅医療クリニックは今後増えていくことは間違いないですが、どのように特色をだして地域に貢献していけるのか、組織として、医療機関としての活動目的があるかどうかが長期的な発展につながるのかなと思います。
開業したいから開業する、っていうだけではもう厳しい時代になってきましたね・・・
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