コロナが可視化する<病院での緩和ケアは本当に患者さんに寄り添えているの?>

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

在宅患者さんでも外来患者さんでも何らかの基礎疾患を持っている患者さんが癌を罹患することは決して珍しい状況ではなくなってきました。当院に通院している認知症患者さんであっても、若年で高血圧のみで通院していた患者さんでも、はたまた子供の受診の付き添いできていた患者さんの親でも、誰でもいつ癌と診断されてもおかしくはありませんよね。

 

最近当院受診されたがん終末期の患者さん、とってもぶっきらぼうで内向的なんですがどうしても困っていて助けてくださいとのことで外来で外来緩和ケア、在宅緩和ケア含め諸々相談に乗りました。

患者さんは不満がかなり大きいようで、曰く病院と治療について相談はしたけれど基本的に全く話を聞いてくれない、いくつか提案された治療についても結局検討はすることになったけれど対象外と言われ、その後相談もないまま緩和ケア病棟に紹介された。そこの先生やスタッフと話しをしようとしたが、誰も自分の苦悩を理解してくれなかった、今後の療養について自宅と病院どちらかがいいのか、他諸々を相談すると、コロナ禍の現状では病院のルールがあるので病院のルールを守れない人は当院では診られませんと言われた、とのこと・・・

 

確かに患者さんが希望することと緩和ケア病棟の方針が違うのは確かですが、それでもそうだからと言ってすぐに「うちではもう診ません」と言って投げだすのはどうなんでしょうか?緩和ケアって病院だろうが診療所だろうが患者さんに寄り添うのが基本ですよね?病院の論理が最優先となって患者さんが置いて行かれている現状は、それって本当に緩和ケアなの?ホスピスマインドってあんなに普段は言っているのに!と言いたくなりますね・・・

 

コロナ禍は通常では見えない部分が可視化され、より明確に物事の本質が理解できる機会と考えています。皆さんも最近理解した物事の理、何かありますか?

 

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