家族の面会を制限せざるを得ない・・・ホスピス、緩和ケア病棟の今後の在り方はどうあるべき?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

年明けから既にお二人在宅看取りをしていますが、お二人とも在宅で最期まで、と決めて過ごされていた方でした。一人は長年当院で診療していた方、もう一人はがん終末期と診断され病院での入院をせずに自宅で療養していた方・・・・患者さんは入院という選択肢も考えていたのですが、事前に調整していたホスピス側から「入院しても面会は毎日15分のみ」「なくなる数日はできるだけ時間つくれるようにしますが保証はできません」と言われてしまい、消極的な選択肢から在宅を当初は選んだ方でした。

結局は途中から考え変えて、「やっぱりこれなら自宅の方がいいわ」とのこと・・・最後まで自宅で過ごせて正月も家族皆で楽しめたからよかったね、となったのですが、現在も同様の消極的理由で在宅選択されている方、結構いらっしゃいます。他の在宅診療所さんも一定数そういう患者さんはいるかと思います。

今後コロナ禍が続き”新しい生活様式”がしばらく継続するとすれば、2021年以降のホスピス緩和ケア病棟の在り方とはどうなるのでしょうか?

 

ホスピスの役割はやはり病に苦しむ人をどれだけ支えてあげることができるのか、苦痛を緩和してあげることができるのか、というのが存在の第一義だと思いますが、現状では入院してしまえば家族とさえ会うことも難しいのはどの病院も否定はできないでしょう。

重症者が多いホスピス緩和ケア病棟、不本意ながら面会制限をするのは仕方ないと思います。ただ現状コロナ禍においてはホスピスがどのような患者さんにどのような役割を果たすべきなのか、入院患者さんに在宅医療という選択肢をどのように提示すべきなのか(消極的に提示?)、きちんと議論すべきとおもいませんか?

 

今後しばらくは継続すると思われるコロナ感染症の社会状況において、外来、入院、在宅、現場を問わずどのように対応したら緩和ケアを求める患者さんにとってベストなのか、一度立ち止まって再考する必要があると最近感じています。皆さんはもし自分が当事者となったらどう考えますか?

 

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