公開日:2020年08月11日

倒産する医療機関がこれからでてくる?~新型コロナが病院経営に与えた影響~

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

日本医療法人団体から8月6日に以下のような資料が出ていました。

「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況の調査(2020年度第1四半期)」

↓ちなみに表紙はこんな感じです。

端的に資料をまとめていえば、4月から6月にかけてどの程度病院が赤字になったの?っていう資料なんですが、中身に書いてある数字やグラフは結構衝撃的です。

おそらく自分が病院経営者の立場であるならば、この数字が6月~11月まで続くのであれば冬の賞与の支給も本当に厳しい状況になる、と覚悟を決める数字だと思います。そのくらい病院経営には大きな影響を与えているのがよく理解できる数字です。

札幌に目をうつすと、上記のような病院経営の悪化を鑑みると、おそらくこのコロナの影響で病院の経営者がどんどん変わっていくはずだと思います。

コロナ禍の前から病院経営がうまくいっていなかった病院というのは医師、事務、看護、MSWやリハなど多職種を組織化することがうまくできていなかった組織だと思いますので、この非常事態時にはそのような病院がうまく対応できるのか?と言われればできるはずがないですよね・

体力や余剰金がない医療機関はもって来年の春まででしょうか・・・札幌の医療状況は刻々と変化していきます。自分達もその状況、環境に対応できるように準備していきたいと思っています。

 

2020年上半期の当院の診療実績→こちらをどうぞ!

2020年5月から北区、手稲区でも訪問診療開始しています→興味ある方はこちらこちらをどうぞ!

おすすめ過去ブログのまとめをみたい方→こちらをどうぞ!

現在当院の勤務に興味のある医師募集中→こちらこちらをどうぞ!

開業に興味のある医師も募集→こちらこちらをどうぞ!

当院の診療所、もしくは法人内の訪問看護ステーションで働きたい看護師さんも随時募集しています→こちらをみてご連絡ください!

医師の仕事に興味ある中学生、高校生の方、診療所見学しませんか?→こちらを確認してみてください!